昨日は有り難うございました。 | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

昨日は有り難うございました。

昨日のopen day は多くの方々にお越し頂き、誠に有り難うございました。皆様のおかげで工房内がとても楽しい空間になりました。

 

子供達の参加も多く、可愛い小さな手で一生懸命慣れない工具を使いながら、革に穴をあけ、チクチク縫ってコインケースを作っていました。出来上がったコインケースを大きな笑顔見せてくれ、『次はペンケースを作りたい!』と来年の課題も頂きました!!

 

靴磨きは毎年、『靴がこんなに見違えた!』と驚く方が多いのですが、今年も同様。この靴くたびれてもう駄目かと思ってたら、こんなに新品みたいになりました!とおっしゃってた方もいました。

 

スリッパ作りも途中『難しい。。。』とおっしゃっていた方も仕上がったら『もったいなくて履けません!飾っておこう!』と、とても嬉しそうでした。

 

タイ式フットマッサージも楽しみにしていた方も多く、実際に受けた方々はとてもすっきりされた顔で『凄く気持ちがよかった!全身すっきりしました!』とゴッドハンドだ!とお褒めを頂いていました。

 

靴のデモンストレーションをしていた生徒は観ている方々に、ウェルトステッチの説明をしながら、凄い!凄い!と感心されていたり。。。。象革でブーツと鞄を作った生徒さんの展示は、かなりオーラを放っていて、皆さんの感心の的でした。

 

スタッフの皆さんは本当に頑張ってくれて、物作りの楽しさ、靴のケアの大切さ、足の大切さを紹介できた楽しいイベントになりました。本当にありがとう。そしてお疲れさまでした。

 

この工房は、皆さんの支えで成り立っております。オーダーをして下さるお客様、靴作りを楽しむ生徒さん達、周りの人にこういう場所があるよ。とお伝え下さる皆様、私が出来る事は微力ですが、皆様に広げて頂いて続けられております。本当に有り難うございます。

 

一日でも長く自分に出来る事を続けていきたいと思います。

 

私の靴作りは古い古い作り方です。もっと新しく簡単にできる靴作りが主流です。なんで時代に逆行している靴作りをたいした儲けも出ないのにやっているの?と言われる事もあります。なんで、こんな大変な事をやっているんだろう?と思う事もごくまれですがあります(笑)。

 

でも、毎週楽しそうに通ってくれる生徒さん達や、毎回『次はこんな靴を作ってよ!』と楽しそうに靴のお話をされるお客様の笑顔を見れたら、汗だくの力仕事も、仕事の山で休みが取れない事も、何でもない小さな事と思えます。新しい事も簡単さも、魅力的には見えないのです。

 

自分の手だけで最初から最後まで作れる靴作りは、失敗も手際の悪さも全部自分のせいだし、喜ばれたり褒められたら自分の頑張りに対する実り。とてもシンプルで、とても潔く、単純。そして、何かを作り上げた実感と達成感はものすごくあります。

 

私は食べていく為に仕事をしているのではなく、生きている実感が凄くするから仕事をしています。生きている意義がココにあると思うから、靴を作っている。簡単に作れて簡単に捨てられちゃう物は作りたくない。物には魂が宿るって日本の言い伝えが好きです。時代や文化が変わっても、何も変わらない事を続けて、尊敬する先人達が残してくれた事を続けていきたい。そんな想いで毎日仕事を続けている工房に、人が集まってくれる事は、本当に本当に嬉しい事です。