愛着の湧くデザイン | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

愛着の湧くデザイン

お客様とデザインを話し合ってる時に、『ボタンやアイレットの数が多いと面倒ですよ。』とお話したら、『お洒落に関しての面倒や不便って楽しいんですよ。』とおっしゃられて、一瞬ハッとしました。

お客様がお帰りになられた後もその言葉に開眼したというか、なるほど…凄いヒントだな、と思いました。

自分の気に入っている物や愛着ある物って、手入れが大変だったり、アイロンするのに面倒な形だったり、洗う時に注意がかなり必要な薄いガラスだったり…
なんか欠点がある。だから愛おしいんだな〜〜と。

人もね、完璧な人だとなんか親しみ持てないだろうし、可愛い欠点ある人には親近感もてたり、ダメダメな友達にはなんかいつも心配になって、手を差し伸べて甘やかしちゃったり…

デザインにおいての欠点や欠陥の強みってあるな〜。気に入ったデザインをさらに『愛着』の域まで到達させるには、他にはない『ひと手間かける面倒』がKeyになるんですね。

出来の悪い子ほど可愛い…みたいな。

これって凄く面白い。なんかそう思ったら、デザインする上でかなり幅が広がり、自由さ増し増し。

固定観念、思い込み、まだまだ多いな。『実用性』だけを追求している物って面白くないものね。会社のグレーの事務机みたいに、使い易いけど、テンション上がらない…。ちょっと使いづらいけど、質感が良くて気に入ったデザインの机の方が長い時間仕事してても気分良い。

人間だからね、気分良い方がいいですよ。手間が掛かっても。

人間だからな〜〜。血が通ってるからな〜〜。なんて独り言をいいながら、色々デザインのアイデア浮かびまくってます!笑