優しく心地よく靴を磨く | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

優しく心地よく靴を磨く

 やっと涼しくなってきて、過ごし易くなってきましたね。しばらく休んでいたホットヨガにもまた通い出しましたが、汗を出すだけ出すと、本当に気持ち良い。週一回通うとぐっすり眠れるし、内蔵の調子も良い感じ。

 靴もね、そろそろ夏の疲れを取ってあげたいですね。夏場は汗による湿気で、靴が痛み易いですので、陰干しをして靴の中の湿気を取り除き、ブラッシングして表面の汚れを取り除いて下さいませ。
汗の塩が革の表面に出てくる事もありますが、まずはブラッシング。その後、保湿クリームを少量づつ擦り込んで下さい。

 生徒さん達に靴磨きを教えている時に気になるのは、力を入れ過ぎている事。革を擦り過ぎて良い事など何もありません。リンパヨガを習っててもね、とにかく優しく肌の温かさが伝わる感じの触れ方で良くて、『こんなので毒素出るの?』って最初思ったのですが、強い力でやるとリンパ潰して逆効果らしいです。これね、たぶん衣服を洗ったりする時にゴシゴシやる感じで、力を入れりゃ綺麗になるって錯覚ね。

 でも、違うのよね。顔の手入れもゴシゴシ洗っちゃダメで、出来れば顔に手も触れない様に泡だけで洗うと毛穴に泡が入って綺麗に汚れを落としてくれるとの事だし、衣類もねゴシゴシやったら生地を痛めるだけだし、革もね、表面のギン面が取れちゃうし、なめし方によっては化学反応起こして色変わっちゃうし、優しく優しく。使う布も肌で触って『うわー柔らか~い!気持ちいい~』って触り心地のネルを使うと時間かからずにピカピカになるし、何でもね、気持ちいいもの、心地いいものを優しく使うことがいいのね。って思います。

 優しく、心地よく、日々の生活を底から支えてくれている靴のお手入れ忘れずに。