足の採寸レッスンします!! | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

足の採寸レッスンします!!

 今週、教室内で足の採寸講座を行います。   が、先週の土曜日のクラスで告知を忘れてしまいましたので(スミマセン!)、土曜日のクラスは来週行います。

 木型を作るには足の採寸が必須です。足の採寸方法って注文靴屋によって本当に様々なのですが、ただ足の大きさを測ってその数値のまま木型にすれば良いというわけではなく、数多く足囲を計れば良い木型が出来るというわけでもなく、奥の深~い足と木型の関係ですので、しっかり学んでいって頂きたいと思います。

 基本、足の採寸は座った状態で計ります。立ったままだと加重の寸法になりますので、加重の寸法で作った木型はブカブカで足にフィットしません。時々、加重で採寸する注文靴屋がありますが、その寸法から10mm程差し引いたサイズで木型を作ると聞きました。その10mmは何の意味なのか?聞いたところ、『だいたいこの位で合う』って言ってましたが(笑)、だいたいではなく、ちゃんと合わせたい人は、理論を理解して知識と技術をさらに上げてゆく為にも、基礎からしっかり構築していける学び方をしていきましょう。

 足の採寸には座った状態で足の周囲を測り、靴が足にフィットする為に必要な箇所の足囲を計ります。足囲もそのままテープメジャーや紙テープを巻き付けて計った数値と、きゅっとテープメジャーを絞って計る数値が必要です。この、『きゅっと』具合が重要で、もうこれは手の感覚なのですがこの数値が木型を作る上で一番大切な数値になりますので、この『きゅっと』の練習を何度もしていきましょう。この”そのままの足囲”と”きゅっと足囲”の数値の差で、その人の肉の体質が分かってきます。

 人によって足の肉の体質が様々なので、単純な計算だけでは誰彼にも合う木型の計算方法はありません。人によって、人種によっても木型の計算方法を変えていかなくてはいけません。私が日本に帰ってきてこの10年、西洋人の足と東洋人の足の違いに驚きつつ、双方の足体質を比較しながら木型作りを探求してきましたが、かなり面白いですし、不思議です。人間の身体って本当に不思議!!

 特に足は小さい骨が26個も集まって『足』を形成していて、その一つ一つの大きさも人それぞれで、2つといって同じ足はありません。とても個性的です。その骨に筋肉やら脂肪やら血管やら筋やら見ていて飽きない解剖図で見る世界が広がっているわけで、それはそれはゾクゾクしてくる怪しくも美しい世界があるわけです。(変態ですね。。。笑)


 そんな(?)採寸レッスンをしますので、水曜日、金曜日の教室の生徒さんは、靴下をあまり分厚くないのを履いてくるなり、持参してきて下さいませ。採寸は石田純一でなければソックスを履いて行いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 土曜のクラスの人は来週に!