旅行記パート4 最終回
すっかり元の生活に戻り、浮かれポンチ(死語だね)状態も収まって、明日の授業に向けて色々考えております。
旅行中、人が人を呼び知り合いも増え、繋がりも増えましたが、全員靴繋がりでした。旅行へ行く前はかなり精神的にも肉体的にも疲労があって、『仕事から少しでも離れて、リセットしたい!』と思っていたのですが、ワニやハンマーを持ったり、釘をくわえたりはしなくても、靴の事が付いて回り、普段以上に自分の仕事について考えさせられたり、靴を囲む多くの事柄について考える機会があったり、友人の言葉の中にヒントがあったりして、靴からは逃れられませんでしたが、良いエネルギーとして蓄えられたような気がします。
友人達は世界中に散らばっていても靴づくりに携わっており、靴作りと生活が一体化しているのが当たり前って感じで、普通だったら60歳を過ぎた時の事を語る時、定年退職や引退を考えるのだろうけれど、私も友人達も、『60歳過ぎたら、工房を田舎に移してさ。。。』とか、『60歳過ぎたら、靴の教室開きたいんだよね。』とか、誰も靴作りから離れようなんて考えてもいないし、靴作りを通して新しい事を始める気満々で、エネルギッシュでパワフルでした。スペインは現在経済状況が最悪で、話題にも多くのぼりましたが、『こんな状況だからこそ、やりたいことをやるのよ!無いものは作るのよ!』と言っていて、逞しかったです。負けてはいられない!と私も思いました。
今回、バルセロナで靴職人や皮革職人の守護聖人である兄弟、セント クリスピンと セント クリスピニアンが祭られている教会へお参り(?)に行って来ました。クリスチャンではないですが、とても神聖な気持ちになれました。古い教会は建築としても驚くものがありますが、あの教会内のひんやりとして気持ちが引き締まる感じが好きです。友人達に『沢山願い事をしておいで!』と言われたのですが、願いよりなぜか、感謝の気持ちだけが湧きあがりました。
(セント クリスピンと セント クリスピニアンは双子の兄弟で、キリスト教徒が迫害を受けていた3世紀、迫害を逃れる為に旅をしながら行く先々で昼はキリスト教を説き、夜は靴を作り人々に与えていた人達で、最後は拷問の末、斬首刑に処した。6世紀頃になって聖人として祀られるようになったとのこと)
それに、今回イギリスで買った革の中に『セント クリスピン』という名のベービーカーフがあったな~と思いだしたりして、今回の旅行は守護聖人からのお導きだったのかしら?と思ったり、『まだまだの靴職人が、疲れたから慰安旅行だ?!何を言っておる!修行が足りん!』と言われているような気もしたり。。。。
相変わらず、大きな野望などは持ち合わせておりませんが、毎日平和にずーと靴作りをして行きたいな~。毎日の仕事を根気よく続けられる忍耐力を維持し続けたいな~。あまりに難しい仕事は年に1回位にして欲しいな~等思いつつ(笑)、数年後にまたイギリスやスペインを訪れ仲間に会う時に、今よりずっと成長した自分でいたいな、と思いました。
旅行中、人が人を呼び知り合いも増え、繋がりも増えましたが、全員靴繋がりでした。旅行へ行く前はかなり精神的にも肉体的にも疲労があって、『仕事から少しでも離れて、リセットしたい!』と思っていたのですが、ワニやハンマーを持ったり、釘をくわえたりはしなくても、靴の事が付いて回り、普段以上に自分の仕事について考えさせられたり、靴を囲む多くの事柄について考える機会があったり、友人の言葉の中にヒントがあったりして、靴からは逃れられませんでしたが、良いエネルギーとして蓄えられたような気がします。
友人達は世界中に散らばっていても靴づくりに携わっており、靴作りと生活が一体化しているのが当たり前って感じで、普通だったら60歳を過ぎた時の事を語る時、定年退職や引退を考えるのだろうけれど、私も友人達も、『60歳過ぎたら、工房を田舎に移してさ。。。』とか、『60歳過ぎたら、靴の教室開きたいんだよね。』とか、誰も靴作りから離れようなんて考えてもいないし、靴作りを通して新しい事を始める気満々で、エネルギッシュでパワフルでした。スペインは現在経済状況が最悪で、話題にも多くのぼりましたが、『こんな状況だからこそ、やりたいことをやるのよ!無いものは作るのよ!』と言っていて、逞しかったです。負けてはいられない!と私も思いました。
今回、バルセロナで靴職人や皮革職人の守護聖人である兄弟、セント クリスピンと セント クリスピニアンが祭られている教会へお参り(?)に行って来ました。クリスチャンではないですが、とても神聖な気持ちになれました。古い教会は建築としても驚くものがありますが、あの教会内のひんやりとして気持ちが引き締まる感じが好きです。友人達に『沢山願い事をしておいで!』と言われたのですが、願いよりなぜか、感謝の気持ちだけが湧きあがりました。
(セント クリスピンと セント クリスピニアンは双子の兄弟で、キリスト教徒が迫害を受けていた3世紀、迫害を逃れる為に旅をしながら行く先々で昼はキリスト教を説き、夜は靴を作り人々に与えていた人達で、最後は拷問の末、斬首刑に処した。6世紀頃になって聖人として祀られるようになったとのこと)
それに、今回イギリスで買った革の中に『セント クリスピン』という名のベービーカーフがあったな~と思いだしたりして、今回の旅行は守護聖人からのお導きだったのかしら?と思ったり、『まだまだの靴職人が、疲れたから慰安旅行だ?!何を言っておる!修行が足りん!』と言われているような気もしたり。。。。
相変わらず、大きな野望などは持ち合わせておりませんが、毎日平和にずーと靴作りをして行きたいな~。毎日の仕事を根気よく続けられる忍耐力を維持し続けたいな~。あまりに難しい仕事は年に1回位にして欲しいな~等思いつつ(笑)、数年後にまたイギリスやスペインを訪れ仲間に会う時に、今よりずっと成長した自分でいたいな、と思いました。