近況、生徒さん達の靴作り。 | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

近況、生徒さん達の靴作り。

 先週のクラスでは、お母様の靴を仕上げた人、娘さんの靴を仕上げた人がおりました。クラスのみんなも興味シンシンで仕上がった靴を見ていましたが、良いですね~。お母様はきっとお友達に『娘が作ってくれたのよ~』と自慢して、勿体なくって履けない!って思われているのではないでしょうか?。娘さんはお父さんが作ってくれた靴なんて、きっと一生の宝物でしょうね。心温まる靴作り。。。娘さんの靴を作ったAさんは、これから息子さんの靴制作を開始します!

 他にも、奥様の靴を作っている人4名。そして、旦那様の靴を作っている人はいません(笑)。会社の上司からオーダー入った人や、友人から頼まれている人、生徒の皆さんは『靴を作っている』と言うと『作ってよ~』と気軽に言われるようですが、作っている側としては、かなり大変な思いと、時間と労力を駆使して作っているので、なかなか気軽に良い返事は出来ないようです。3足位自分の靴が仕上がれば、友人の靴にも意欲が湧くのではないかと思いますが。。

 それから、自分用に物凄くややこしい、20個もボタンが付いたロングブーツを制作中の生徒さんや、生徒さん達に渡してある、『英国クラシック靴のデザイン表』に載せてある靴を全部制覇しようとしている人、ブーツばかり作っていた人が、ローファーを作りだしたり、皆さん本当に色んな靴を作っています。

 ま、自分の為に作るもよし、人の為に作るもよし。靴作りを通して、生きがいを見つけたり、物を見る目を養ったり、「考える」ということを身につけたり、手先が器用になったり、忍耐力がついたり、人それぞれの『靴+何か』を得られたら良いですね。

  
 
 私もなかなか家族の靴は作れずにいて、ようやく先月母に頼まれてた靴を仕上げましたが、家族が嬉しそうに履いてくれるのはやはり嬉しいです。お客様からも、修理に持って来られたり、次のオーダーの時に前回作った靴について嬉しそうに話して下さるのを聞けるのは、本当に作り手として嬉しくて、また頑張ろう!って力が湧いてきます。自分の好きな事をして、誰かが喜んで下さるってことは、本当に勿体ないような有難い事だと常々思うのですが、人の優しさに甘んじず、さらに良い靴が作れるように努力を惜しまず、目の前の仕事に打ち込んでいきたいです。

 頑張っていれば、きっと誰かが喜んでくれる!と思うと、頑張らずにはいられないですものね。