梅雨入り | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

梅雨入り

 日本には四季があるのではなく、雨期を入れて五季あると新聞で読みました。それぞれの季節の美しさや過酷さがありますが、自然には逆らえないので、それぞれの季節の良いところを感じながら、それぞれの楽しみ方をしたいですね。


 梅雨時は修理の仕事が多くなります。雨と革靴は相性が悪いので、『梅雨の間預けておきますので、取り替えられる部分は全部メンテナンスをお願いします。』と預けて下さるお客様が結構おります。ソールやヒールの取り替え、コバのアイロン入れ直し、中敷きの取り替え、ポリッシュを全部落として、ハイポリッシュにし直したり、栄養クリームをじっくり入れこんだり。。。。メンテナンス後の靴は一層愛着湧きますね~とお言葉頂いたりしております。有り難い。。。。

 この時期はじめじめして元気も出にくいですが、私は『衣替え』をして忘れかけてた洋服を引っ張りだして、今年もなんとか着回そう!とアイロンをかけながら、色々とコーディネイトを考えるのが楽しい夜長の過ごし方です。『これはもう捨てようかな。。。』と思っても、アイロンかけると『いやまだいける!』(笑)となかなか捨てられないです。『一着買うには一着捨てる事!』と自分ルールがありますので、悩んでいるうちに梅雨が毎年明けます(笑)。

 ボタンや縫い目を補正して、しっかりアイロンかけたりクリーニングに出して、お気に入りのハンガーにかけてクローゼットに綺麗に並べると、本格的な夏の到来もとても楽しみになります。綺麗に並べられたものが大好きで、本やCD,レコード、洋服、帽子、靴が綺麗に並べられているといくらでも楽しく眺めていられます(笑)。


 靴部門は、湿気をしっかり取るように、丸めた新聞紙を入れてこまめに取り替え、下駄箱の中の湿気取りにも注意してまめに取り替えます。週末晴れたら、ベランダに出して陰干しし、栄養クリームをたっぷり擦り込み、トップピースが減ってたら取り替えて、秋まで休暇してもらいます。もう、10年以上履いている靴達も、益々愛着が出てきています。『もの』とじっくり向き合うと、自分にとけ込んでいくように思え愛おしくなります。数は最小限で良いので、愛おしい物と長い付き合いを続けて行きたいな~と、衣替えをするたびに思います。