足の採寸授業 | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

足の採寸授業

本日は久々に浅草へ買い出し。特注で作ってもらう工具をオーダーしたり、抱えている問題を解決する策を思案しながら色々なお店の方に相談して、奥から色んなものを出して貰ったり。。。工具屋さん、資材屋さんの『奥』が気になる今日この頃。遠い昔、下北沢の元闇市の洋服&輸入靴屋でバイトしていた時、その店の『奥』が驚くべき程のビンテージ物の山で、『こんなの欲しいんですよね』と言うと社長がごそごそ奥から出してくれて、古着屋で買うと結構な値段するような服を500円とか1000円とかで売ってくれてて、『奥』っていいですよね。自分の工房の奥は入るとたまに怪我しますが。。。(笑)


 さて、先週土曜日の午後のクラスで、足の採寸が必要な生徒さんがいたので、ついでに『足の採寸デモンストレーション』をしました。今年はまだ、採寸授業をしていなかったので、12月10日、11日の全クラスの授業で行います。この授業は突然行うと、『今日は靴下が見せられない。。。』とモジモジする人が出てきますので(笑)、前もって予告しておきます!靴下は、くれぐれもあまりに分厚いものはやめて下さい。足の骨も足の体質も分からないので。人の足を計るのは慣れていないと緊張するものですし、メンズ靴ベースの採寸方法をやりますので、ストッキングもご遠慮ください。


 『採寸授業』はまず、私が足の採寸しているところを生徒の皆さんに見せながら、採寸方法、注意事項、目的等を説明します。その後、生徒同士でお互い足の採寸をしてもらいます。足は人それぞれ顔と同じ位違います。しかも、顔のように足を見れることはめったになく、見れる機会があっても骨がどうだとかって見る人いないですよね。足フェチだってそこまでの違いは、ねえ。。。(知らないけど。笑)貴重な経験になることと思います。

 毎回『採寸授業』を行うと「こんな骨私にはありません!なにこれ?」とか声が上がりますが、色々と驚きの発見があると思います。骨自体の大きさの違い、インステップの盛り上がりの違い、土踏まずなんて興味が尽きないですよ。この機会に足を見て、触って、靴を作る際の注意点、攻略法を学びましょう。


『ドラフト』と呼ばれる採寸表は、立体の木型を作るのに必要なデーターを記入するものです。いわば靴作りの初めの一歩。とても大事な欠かすことの出来ないものです。今までのクラスでは計った採寸表を各自に渡していましたが、今回は全員の採寸表を壁にバーと貼って、見比べてみましょう。平面で描かれている足の採寸表から、その人の足の問題点(扁平足、ハイアーチ、外反母趾等。。。)を見分けることが出来るようになる良い機会ですから。

 履く人の足あっての靴作り。履く人の想いと作り手の共感あっての靴作り。『履く人ありきの靴作り』には木型作りは必須です。木型も強化していきましょうね。とりあえず、靴下宜しく!