パターンの種類
本日、新工房へ引っ越し搬入終わりました。はぁ~。。段ボール70箱+棚やらロッカー、ミシン、机、大量の革、革、革。。。。よくもこれだけ物を集めたものだと我ながら感心。引っ越しを機にスッキリするぞ!!と意気込んでいましたが、全然捨てれる物もたいして見つからず、殆どそのまま移動し、作業机を増やしたので、またもや増える一方。「『製造業』をしていると仕方ないよ!」と工房の家具を作って貰ってくれている友人と深いため息。(彼の工場は私の工房などと比べようがない位凄い荷物だそうです。怖!!)
夕方、段ボールの山に囲まれた新工房内で新たな楽しみと期待に胸を膨らませておりましたが、体力的にどっと疲れて今夜はゆっくり休みます。明日から段ボール開けが待っています。ふう~。荷物の無くなった旧工房は、急に広く見えて、とっても殺風景。命が抜けてしまったように見えました。土曜日の午後のクラスの人達は、帰り際に工房内の写真をパシャパシャ撮っていましたが、愛着を持って頂いてたようで嬉しかったです。5月から新工房をどうぞ宜しくお願い致します。(早く片付けるように頑張ります。。。)
さて、予告通りにパターンについて少し書きます。
私の教室では、生徒さん達は2足目から98%の割合で、自分で木型をけずり、自分で靴をデザインしています。デザインした後はパターン・カッティング。パターン作りは、立体の木型からデザインしたものを平面にしていく作業です。木型に合わせて作っていくのですが、基礎さえ身につけてしまえば、どんなデザインでも作れるようになります。ただ、この『基礎』が厄介でして、メンズに限って言えば、『パターンが作れる』とは、以下の短靴5種類とブーツを習得できた時に言えるのではないかと思います。
*オックスフォード
(「プレーン」 「キャップス」「ハーフ ブローグ」「ブローグ」「ホールカット」
「サイドエラスティック」)
*ダービー
(「プレーン」 「キャップス」「ハーフ ブローグ」「ブローグ」「ホールカット」
「U-チップ)
*モンク ストラップ
*ダブル モンク ストラップ
*スリッポン(ローファー)
*ブーツ (「オックスフォード」「ダービー」「サイドゴア」「ジョッパー」「ジップ」)
その他、イギリスで知られているのは「ロドニー」や「ハザード」「エラスティック インステップ」等もありますが、こちらは基礎ではなく「応用」かな。上記の短靴5種類と言っても、ブローグやホールカットもありますし、かなり学ぶべきデザイン数が多いです。私はイギリスの会社にいた時、学ぶべきデザインをノートに全部名前を書き、自分で作れるようになったら『済』マークを付けていたのですが、今回そのノートが出てきて、『済』マーク付きのデザイン数を数えたら70種類程ありました。その中には「バトル ブーツ」等も含まれていて、多分2度と作ることはないと思いますが、なかなか難しくて面白いです。
底付けは「スクウェア ウェルト」「ヴェベルド ウェルト」」「ノウィージョン」「パンプ」を覚えれば、「ストーム ウェルト」「シート ウェルト」「フィドル ウェイスト」「ハーフミッド ソール」「ブラインド ウェルト」「ブラインド ステッチ」等は応用として作れます。ドレスシューズに限っては「スクウェア」と「ヴェベル」が出来れば問題ないのではないかと思いますので、種類的には少ないですね。ま、底付け自体の工程がかなり多いので、底付けは底付けで大変ですが。。。
『自分で作りたい靴が何でも作れる』って事が、多分生徒さん達の目指している所ではないかと思いますので、地道にやっていくしかないのですが、『欲しい靴を自分の手で、思ったように作れる』ってのは考えただけでも、かなり興奮しますよね(笑)。とびきり綺麗でなくても、自分で失敗や成功を繰り返しながら、諦めずに頑張って作った靴は、人生に『華』のような物を残してくれるような気がします。先週、初めて作った仮縫いの靴を試着した生徒さんの笑顔はとびきりでした。途中途中、かなり奮闘していた生徒さんなので、彼の中にぱっと「華」が咲いたように思いました。
最近、生徒さん達を見ていて思うことは、『靴が好き!自分の足に合う靴が欲しい!』って思って教室に通いだした生徒さん達も、『靴が出来上がる事』自体より、奮闘しながら『手を使って作業する事』の方をとても楽しんでいるように見えます。他には『ユキさんに理不尽に叱られる事』を楽しみに来ている人も若干いるようですが(笑)。なにはともあれ、楽しい事があるってのは心の豊かさですもの。思いっきり楽しみましょうね。
夕方、段ボールの山に囲まれた新工房内で新たな楽しみと期待に胸を膨らませておりましたが、体力的にどっと疲れて今夜はゆっくり休みます。明日から段ボール開けが待っています。ふう~。荷物の無くなった旧工房は、急に広く見えて、とっても殺風景。命が抜けてしまったように見えました。土曜日の午後のクラスの人達は、帰り際に工房内の写真をパシャパシャ撮っていましたが、愛着を持って頂いてたようで嬉しかったです。5月から新工房をどうぞ宜しくお願い致します。(早く片付けるように頑張ります。。。)
さて、予告通りにパターンについて少し書きます。
私の教室では、生徒さん達は2足目から98%の割合で、自分で木型をけずり、自分で靴をデザインしています。デザインした後はパターン・カッティング。パターン作りは、立体の木型からデザインしたものを平面にしていく作業です。木型に合わせて作っていくのですが、基礎さえ身につけてしまえば、どんなデザインでも作れるようになります。ただ、この『基礎』が厄介でして、メンズに限って言えば、『パターンが作れる』とは、以下の短靴5種類とブーツを習得できた時に言えるのではないかと思います。
*オックスフォード
(「プレーン」 「キャップス」「ハーフ ブローグ」「ブローグ」「ホールカット」
「サイドエラスティック」)
*ダービー
(「プレーン」 「キャップス」「ハーフ ブローグ」「ブローグ」「ホールカット」
「U-チップ)
*モンク ストラップ
*ダブル モンク ストラップ
*スリッポン(ローファー)
*ブーツ (「オックスフォード」「ダービー」「サイドゴア」「ジョッパー」「ジップ」)
その他、イギリスで知られているのは「ロドニー」や「ハザード」「エラスティック インステップ」等もありますが、こちらは基礎ではなく「応用」かな。上記の短靴5種類と言っても、ブローグやホールカットもありますし、かなり学ぶべきデザイン数が多いです。私はイギリスの会社にいた時、学ぶべきデザインをノートに全部名前を書き、自分で作れるようになったら『済』マークを付けていたのですが、今回そのノートが出てきて、『済』マーク付きのデザイン数を数えたら70種類程ありました。その中には「バトル ブーツ」等も含まれていて、多分2度と作ることはないと思いますが、なかなか難しくて面白いです。
底付けは「スクウェア ウェルト」「ヴェベルド ウェルト」」「ノウィージョン」「パンプ」を覚えれば、「ストーム ウェルト」「シート ウェルト」「フィドル ウェイスト」「ハーフミッド ソール」「ブラインド ウェルト」「ブラインド ステッチ」等は応用として作れます。ドレスシューズに限っては「スクウェア」と「ヴェベル」が出来れば問題ないのではないかと思いますので、種類的には少ないですね。ま、底付け自体の工程がかなり多いので、底付けは底付けで大変ですが。。。
『自分で作りたい靴が何でも作れる』って事が、多分生徒さん達の目指している所ではないかと思いますので、地道にやっていくしかないのですが、『欲しい靴を自分の手で、思ったように作れる』ってのは考えただけでも、かなり興奮しますよね(笑)。とびきり綺麗でなくても、自分で失敗や成功を繰り返しながら、諦めずに頑張って作った靴は、人生に『華』のような物を残してくれるような気がします。先週、初めて作った仮縫いの靴を試着した生徒さんの笑顔はとびきりでした。途中途中、かなり奮闘していた生徒さんなので、彼の中にぱっと「華」が咲いたように思いました。
最近、生徒さん達を見ていて思うことは、『靴が好き!自分の足に合う靴が欲しい!』って思って教室に通いだした生徒さん達も、『靴が出来上がる事』自体より、奮闘しながら『手を使って作業する事』の方をとても楽しんでいるように見えます。他には『ユキさんに理不尽に叱られる事』を楽しみに来ている人も若干いるようですが(笑)。なにはともあれ、楽しい事があるってのは心の豊かさですもの。思いっきり楽しみましょうね。