喜びの連絡 | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

喜びの連絡

只今、金曜日朝昼のクラスの長尾さんが福島でご無事だという連絡が入りました。心配していた教室の人達も多いので、メールの内容を以下に抜粋させて頂きます。


『今回の地震で家は倒壊寸前、職場の病院は一部倒壊で大変な状況ですが命だけは
助かりました。

私は病院5階のリハビリテーションスタッフルームにいたのですが、携帯の緊急
地震速報が鳴り、他のスタッフを心配して外に出たら常識はずれの揺れが続いて
壁や柱一面にひび割れが走りコンクリートの匂いと白煙が立ち込めて、さっきま
でいたスタッフルームのすぐ後ろが崩れ(後で外から見たら六階から四階が無く
なってました)ここで死ぬのかな?と思いました。倒壊寸前で揺れが治まり何と
か助かりました。

患者さん約400人を全員他の病院に搬送した後、家族と連絡も取れないままヘ
トヘトで家に帰ったら、こちらも倒壊寸前でした。幸い家族は全員無事でした。

余震の中真っ先に、もうすぐ完成の靴とユキさんに作って頂いた靴を運び出して
そのまま近くの小学校で避難所暮らしです。
そんな状況ですので、しばらくお休みさせていただきます。必ず復帰します。』



本当に良かった。。。生きていて下さって本当に良かった。余震の中、靴を忘れずにいたなんて。。。靴なんて命があればいくらだって作れるのだから。。。って苦笑いしながら泣いてしまいました。

長尾さんが先先週に教室に来てくれた時に、私の肩を気遣って下さって痛み止めのストレッチをしてくれて、だいぶ痛みが引き本当に助けて頂きました。いつも親切で、丁寧で、気を使ってくれていました。既に『今年の”12間耐久靴作り”はいつやりますか?』と誰よりも意欲的に靴作りを頑張っていた矢先の今回の惨事。TVの映像を見るたびに胸が締め付けられるような気持ちで、長尾さんの事が気にかかって仕方がなかったのですが、無事で良かった。本当に良かった。

今の私に出来ることなんて『節電』『募金』『祈り』しか出来ないことが、情けなく歯がゆいですが、福島県の小学校の寒い避難所で頑張っている長尾さん家族の事を思うと、東京にいる私たちは出来る限りの応援をして、こちらで頑張っていかなければ!!と思います。

工房内は電車の運行の事や、計画停電などでまだまだ通常道りに仕事は出来ませんし、誰もが今後の見通しがつかない状況にあると思いますが、命があれば立ち直れます。どんな状況にあっても仲間がいれば立ち直れます。またBWSの皆が教室で笑いながら靴作りが出来る日は絶対きますので、踏ん張って前を向いて頑張っていきましょう!!

今週の金曜日の教室については明日の状況を見て、木曜日の昼ごろブログにてご連絡します。どうぞ宜しくお願い致します。