終戦記念日 | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

終戦記念日

束の間の夏休みも終わり、リフレッシュ。夏休みと言っても週末のみでしたが、息子と『日本科学未来館』と『国立科学博物館』へ行ってきました。未来館ではドラえもん展が開催されていて、竹コプターにはまだまだですが、一人乗り用のヘリコプターや光の屈折を利用した透明人間のようになるマントなど見れてワクワクしました。HONDAのロボット”ASIMO”も目の前で見れて、動きのスムーズさや走ったり、ボールを蹴ったりする姿に興奮しました。家にASIMOがいたら楽しいな!子供の頃『未来展』へ母に連れられて行った時印象に残っている『テレビ電話』は今や携帯やパソコンで普通に出来る時代になっておりますし、ロボットと暮らす日々もそう遠い事ではないのかもしれませんね。何にでも良い面と悪い面がありますが、手塚治虫先生がアトムの中で描いていたように、『良識』と『倫理』を持って新しい技術と共存できる世の中になるといいですね。

科学博物館では『大哺乳類展』を開催していて、大きなクジラの骨の美しさに圧倒されました。『骨』の造形に興味をそそられて、恐竜展などもかなり見に行っておりますが、クジラの頭部の造形には驚くばかり。人間の作る彫刻も良いですが、地球が作りだした生き物、植物等、自然界にある美しさ以上のものは、人間には作れないな~とつくづく思いました。だからこそ、人々は憧れを持って作り続けるのではないでしょうか。

ちょうど夏休みを取ってた日は終戦記念日。戦争という無駄な破壊と大量殺人に終止符を打った日。人間の肉体も精神も破壊し、自然も人工の美しい建造物も破壊し、多くの悲しみを残した戦争。今もなお、広島、長崎の原爆で被害を受けた人々の2世3世で苦しんでいる人々もいます。沖縄では地雷がまだまだあちらこちらに埋まったまま。まだ戦争は完全に終わったとは言えない状況です。沖縄の普天間基地問題も、解決されないまま。アメリカ軍の戦闘機は沖縄の美しい空に騒音をたてて訓練飛行をしています。それなのに、アメリカの利己的な戦争に協力する事に対し、意欲的な政治家は消えません。

 巧みな口車に乗せられて使命感を持って入隊したイラク・アフガン帰還米兵達が『本当の戦争の実態』を戦場で経験し『反戦イラク帰還兵の会』を発足して戦場の真実を証言した本 『冬の兵士』岩波書店(是非、お読みください!) には息が詰まるような背筋の凍るような証言がされています。そして、戦争体験前は奉仕し、名誉を重んじ、守りたいという使命感を持っていた兵士たちは、戦争を体験しその異常な状況、現実とは思えない残虐さ、あってはならなかった体験として、証言し戦争反対を強く願っています。戦争を体験したことのない私たちは、戦場の真実を知ることがとても大切です。平和な環境があってこそ、私たちはより良く発展し、新しい技術ともより良く付き合ってゆけます。平和という基盤があってこそ、夢も希望も叶うことです。世界中の誰一人として戦争の犠牲にならない世界を願って、今年も終戦記念日に考えました。