靴下
レザー・ルームシューズ作りの『日曜教室』を7月25日 10:30~18:30に開催です!!
詳細こちら→ http://www.geocities.jp/benchwork_study/sunday.html
興味のある方は是非是非ご参加下さいませ。靴作り初心者、未経験者の方には特に参加して頂きたいです。手元を見つめながら、物づくりの楽しさが味わえますし、実際自分で履けますし。靴作りをしたことのある方は、ここで一度制作したら、自分のオリジナルをどんどん作れることと思いますので、物づくりライフが広がることと思います。
さて、先週の教室では続々と生徒さん達の靴が仕上がりました。初靴の方3名、3足目の方2名。初靴制作の人達は途中かなりヒーヒーという感じで、『挫折してしまうかな?』と思ったこともありましたが、皆さん2足目制作へ意欲を燃やしておりまして、嬉しく思いました。”工程の大変さ”って挫折の理由にはならないのかもしれませんね。
当教室に入って頂く前に必ず説明会をしておりますが、『当教室の靴作りはかなり力仕事になりますし、他のどの教室よりもハード手仕事を要する製法となっております。物づくりが好きであることと、忍耐力が必要です。』と説明しており、皆さん『大丈夫です!』てな感じで入会しますが、靴の制作が始めると『まさかここまでとは。。。。』と感じているように思われます(笑)。
1足目は今行っている工程が次にどんなことに繋がっていくのかが想像出来ませんので、歯がゆく感じることも多いと思いますが、2足目になると、一応流れが分かっているのと、ナイフ使いや縫いや糸作りは上達しているので、楽しむ余裕も生まれてきているよう思います。3足目以降は、細部について深く思考できるようになってきますので、益々靴作りの奥深さに嵌って行くようです。
3足目以降の生徒さん達は、本当に良い質問を振ってきます。ひと工程づつ、『何のために今この工程があるのか』『この工程で大切な事とは?』をじっくり考え、以前の失敗を振り返りつつ制作しています。そしてこれが、上達の”糧”であると思います。”失敗は成功のもと”でありますが、失敗は決して成功ではなく、失敗を失敗のままにしていたり、失敗と知らずに覚えてしまったら、いつまでたっても上達はしません。大抵、靴作りで”失敗”と分かるのは先の工程へ進んだ時です。上手くゆかないときは、必ず前の工程を思い出し、あの時どうすれば、今の工程が綺麗に行くように出来ただろうか?を考えてみてください。この思考能力が付けば、自分自身で考えながら一人で靴が作れるのではないでしょうか?その為にもノート作りは必須ですよ。
さて、土曜日のクラスでY君が良い発見を教えてくれました。木型はしっかりドラフト通りに作っていて、かなりフィッティングも良かったのに、どうも小指が最近痛くて。。。と言っていたのですが、理由が『普通の靴下から5本指ソックスに変えた。』からでした!!と力強く言ってきました。
5本指ソックスは、見た目が宜しくないので私は決して履いたことがないのですが、一度履くと快適でやめられない!と良く聞きます。で、この5本指ソックスは各指の間に靴下の素材が2枚分入りますので、全体の指の周囲は普通の靴下の4枚分に相当します。ですから、普通のソックスで採寸し木型を作った場合、その採寸から作られた靴を履く時に5本指ソックスを履いてしまうと、指周りのフィッティングがきつくなってしまいます。靴下も大事ですね。木型を作る時、1ミリ単位に気をつけて作っても、靴下の厚さが5ミリも違くなってしまうと、『きついな~』となりますものね。でも、夏も冬も同じ靴下の厚さじゃ、辛いですよね。一応、木型を作る場合、靴下の厚さの許容範囲はありますが、人によって好きな靴下の厚さってそれぞれだと思いますので、採寸時に『靴下情報』も聞いておいた方が良いですね。出来れば1年中快適に靴を履いて頂きたいですものね。Y君良い発見でした。(拍手)
詳細こちら→ http://www.geocities.jp/benchwork_study/sunday.html
興味のある方は是非是非ご参加下さいませ。靴作り初心者、未経験者の方には特に参加して頂きたいです。手元を見つめながら、物づくりの楽しさが味わえますし、実際自分で履けますし。靴作りをしたことのある方は、ここで一度制作したら、自分のオリジナルをどんどん作れることと思いますので、物づくりライフが広がることと思います。
さて、先週の教室では続々と生徒さん達の靴が仕上がりました。初靴の方3名、3足目の方2名。初靴制作の人達は途中かなりヒーヒーという感じで、『挫折してしまうかな?』と思ったこともありましたが、皆さん2足目制作へ意欲を燃やしておりまして、嬉しく思いました。”工程の大変さ”って挫折の理由にはならないのかもしれませんね。
当教室に入って頂く前に必ず説明会をしておりますが、『当教室の靴作りはかなり力仕事になりますし、他のどの教室よりもハード手仕事を要する製法となっております。物づくりが好きであることと、忍耐力が必要です。』と説明しており、皆さん『大丈夫です!』てな感じで入会しますが、靴の制作が始めると『まさかここまでとは。。。。』と感じているように思われます(笑)。
1足目は今行っている工程が次にどんなことに繋がっていくのかが想像出来ませんので、歯がゆく感じることも多いと思いますが、2足目になると、一応流れが分かっているのと、ナイフ使いや縫いや糸作りは上達しているので、楽しむ余裕も生まれてきているよう思います。3足目以降は、細部について深く思考できるようになってきますので、益々靴作りの奥深さに嵌って行くようです。
3足目以降の生徒さん達は、本当に良い質問を振ってきます。ひと工程づつ、『何のために今この工程があるのか』『この工程で大切な事とは?』をじっくり考え、以前の失敗を振り返りつつ制作しています。そしてこれが、上達の”糧”であると思います。”失敗は成功のもと”でありますが、失敗は決して成功ではなく、失敗を失敗のままにしていたり、失敗と知らずに覚えてしまったら、いつまでたっても上達はしません。大抵、靴作りで”失敗”と分かるのは先の工程へ進んだ時です。上手くゆかないときは、必ず前の工程を思い出し、あの時どうすれば、今の工程が綺麗に行くように出来ただろうか?を考えてみてください。この思考能力が付けば、自分自身で考えながら一人で靴が作れるのではないでしょうか?その為にもノート作りは必須ですよ。
さて、土曜日のクラスでY君が良い発見を教えてくれました。木型はしっかりドラフト通りに作っていて、かなりフィッティングも良かったのに、どうも小指が最近痛くて。。。と言っていたのですが、理由が『普通の靴下から5本指ソックスに変えた。』からでした!!と力強く言ってきました。
5本指ソックスは、見た目が宜しくないので私は決して履いたことがないのですが、一度履くと快適でやめられない!と良く聞きます。で、この5本指ソックスは各指の間に靴下の素材が2枚分入りますので、全体の指の周囲は普通の靴下の4枚分に相当します。ですから、普通のソックスで採寸し木型を作った場合、その採寸から作られた靴を履く時に5本指ソックスを履いてしまうと、指周りのフィッティングがきつくなってしまいます。靴下も大事ですね。木型を作る時、1ミリ単位に気をつけて作っても、靴下の厚さが5ミリも違くなってしまうと、『きついな~』となりますものね。でも、夏も冬も同じ靴下の厚さじゃ、辛いですよね。一応、木型を作る場合、靴下の厚さの許容範囲はありますが、人によって好きな靴下の厚さってそれぞれだと思いますので、採寸時に『靴下情報』も聞いておいた方が良いですね。出来れば1年中快適に靴を履いて頂きたいですものね。Y君良い発見でした。(拍手)