採寸レッスン | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

採寸レッスン

5月29日(土)の教室はお休みです。どうぞ宜しくお願い致します。


金曜・土曜と暑い日が続き今年初めて教室の冷房を入れました。体調を崩してお休みだった生徒さんも多かったですが皆さん体調に気をつけて下さいね。



さて、採寸レッスンを行いましたが、皆さん土踏まずの形状をとる練習がもっと必要ですね。楽しそうでしたが、ちょっと不安な顔をしている人が多かったです(笑)。土踏まずと共に難しいのが、足囲を計る時の力加減。テープメジャーに力を加えずに計る足囲と、メジャーをキュっと絞って計った足囲を取り、その足囲の差で足の体質が分かります。足の体質によって木型の削り方が違ってきますので、このメジャーのひき具合『キュ』も大切です。来週(土曜日のクラスは再来週)もう一度、採寸レッスンの続編を行いますのでしっかり練習しましょう。

ビスポーク靴の第一歩は足の採寸から。足の採寸とデータを書き込んだ紙を『ドラフト』と呼びますが、ドラフトから全てが始まります。勿論、足の採寸は平面に書かれていますが、このドラフトを元に立体の木型に作りあげていきます。足に合った木型を制作するにあたって、正しく書かれたドラフトがとても大切です。

今回も良い見本になる足が沢山ありましたが、まず足を沢山見る、触る、ということが大切です。ほとんどの人が自分の足しか知りません。一緒に暮らしている家族の足がどんな足か知っている人もほとんどいません。他人の足と比べて、踵の形が変形していても『え!僕の足は普通じゃなかったんですか!』と気づいていなかった人や、見た目真っ白でプクプクしてマシュマロのような足なのに、触ったら『堅い!』って足や、踵、ジョイント、踝、ハイ・インステップに飛び出た骨があって、『どこも痛いんです。。。』という可哀そうな足。。。色々な足があって、皆も驚きと共に、足に一段と興味を持ってくれたようです。足は実際に触って硬さを覚え、一本一本の足の特徴を掴み、それを木型作りに活かさなければならなりません。教室の人達でお互い、足を良く見せて貰い、良く触らせて貰って、これからも練習していきましょうね。

足って毎日とっても良く使います。使っていることも忘れている位無意識に動いて、良く働いてくれているのに、私たちはなんて足のことを良く知らないのでしょうね。もっともっと足を知って、足と靴との良い関係を築いていきたいです。



話は変わりますが、今週の教室で生徒のNさんが自分で制作したカード入れを見せてくれました。使いよさそうに可愛いボタンが付いていたのですが、なんとボタンも自分で作ったそうで、本当に関心してしまいました。オーブンで焼いたそうですが、何とも可愛くてNさんぽくて、素敵でした。
他にも、シャツや洋服やカバンを自分で作る人も結構いますよね。最近びっくりしたのはY君が自分のメガネのフレームを木材を使って自分で作ろうとしている事。思わず『本気?』と聞き返しましたが、仕上がりを見るのが楽しみです。自分の物はなんでも自分で作りたい!って人が生徒さんに多いのです。使いやすいように、気に入ったデザインで、気に入った素材で、自分の時間を楽しむ。良い趣味ですよね。趣味と言うより、そうせずにはいられない人々でしょうか?

本日は久々に”オカダヤ”へ息子と買い物へ行ったのですが、あそこへ行くと作りたいものがどんどん出てきますね。シャツを染める染料を買いに行っただけなのですが、細々とした金具やひもやビーズや布などまた買い混んでしまいました。。。サンダルやルームシューズ用に色々アイデアも浮かびました。生徒さん達に触発されて創作意欲がムクムク湧いてきています。創作意欲が漲っている時って、四六時中ワクワク感があって、ナチュラル・ハイになりますね。この調子で面白いことや物が出来るといな。物を作るって本当に楽しいですよね。