1足目の靴、10年後の靴。
2月28日(日)11:00~ 特別パターン強化レッスンです。持参できる木型をお持ちの参加者は、どうぞお持ち下さいませ。
今週もワイワイと賑やかな教室でした。写真を少し上手になりたいと思っていたところ、生徒さんの中に写真やカメラに詳しい人や、スタジオで働いていた人がいたりして、色々と教えて頂けて有難いです。写真に対する意欲がメラメラと燃えてきました!HPの”生徒の作品”の写真をとりあえずもう少し上達しますね!生徒さん達の靴の上達がこのところかなり増していますので、ちゃんと写真に撮って作りあげた時の気持ちを忘れないでいてくれると嬉しいな~と。皆、靴が仕上がった時は本当に嬉しそうでキラキラしていますもの。
私は、初めて”ハンドソーン・ウェルテッド”製法で靴を作った時の、あっと言う間に時間が流れてしまう”集中できる”作業の嬉しさと、難しいからこそ味わえた心地よい達成感を今でも覚えています。そしてその靴が非常に出来が悪かったことも(本当にひど過ぎて笑っちゃいます!)。でも、その靴は今でもお気に入りで、思い入れが尋常ではないし、人生の節目節目に沢山の事を思い出させてくれたり、教えてくれたりします。そういう思い入れのある1足を生徒さん全員が持てるといいな~と思います。ちなみに私が作った1足目よりは上手に作って欲しいな~と(笑)。
最近の生徒さん達の質問も、教室を始めた頃に比べてレベルが高い。木型や足の事についてもしっかり勉強している人達も増えてますし、デザインやメーキングについても、実践で得た疑問ですので、ずれてなく『いい質問だね!!』ってこちらも話が弾みます。何度も何度もやり直して、あれこれと自分の手で学んで行きながら、ちょっと行き詰った時にくれる質問ってのは、私も以前に悩んで何度も何度もやり直し、思考錯誤した結果、身に付き理解できたことが多く、『やっぱり、ここは悩む所よね~』と共感できます。『ユキさん、この工程って本当に大変ですよね!』って言われると、『そうよ~ほんと、大変なのよ~!!』って(笑)。でも、何度でも何度でもやってみる。自分が納得するまで考えて、手を動かして試してみるってことは、絶対に無駄にはなりませんから。自分で納得する結果がその時得られなくても、何度も繰り返し作業することで、手先は昨日より器用になっているはずですしね。転んでも決してただでは起きないように!今後も頑張って行きましょうね!
3足も4足も教室で靴を作り終えた生徒さん達は、出来上がった靴を見て反省ばかりしています。目が肥えてきたことや、目指す形が見えている事、自分の欠点を理解しているからこその反省ですが、たまには1足目に作った靴を眺めて、上達した自分を褒めてあげて下さいね。そして、来年の自分はどれだけ上達しているかを想像し、嬉しさにゾクゾクしてみてくださいね(笑)。私は時々、10年後に自分が作るであろう靴に思いをはせて、期待と嬉しさにゾクゾクして風邪をひきそうです。厚かましい考えも、時には前向きにしてくれますね。(ははは)