ベーシック・インカム | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

ベーシック・インカム

今週は、浅草の革屋さんや資材屋さんから電話で『掘り出し物があるけど、いりません?』 『お幾ら万円?』 『片付けたいから、幾らでもいいですよ。』 『何それ!?』(笑)とか、私が前に探してた資材が『倉庫を掃除してたら見つかりましたが、いります?、ちょっと汚いから。。。』ってこちらもタダ同然の値段でお買い上げ!と、ラッキー続きで調子に乗って、本日浅草へ細々した資材調達に行ってきましたが、お店で色々と物色するのは楽しいね。『あ、これ仮縫いの時に使おうかな!』とか、『生徒の誰々が好きそうだな。買っとくか。』とか。ついつい、お買い物メモに書いてあるものより、大幅にオーバーしてしまいますが、実際に自分で歩いて見てみるのは大事ですね。それから、欲しいものがある場合、お店の人に言っておくと探しておいてくれたりする場合もありますし、本当に有難い界隈です。私の場合は欲しいものがある場合、生徒さん達に言っておくと、結構皆が探してくれたりして、取引が今までなかったお店の方から電話を頂いて『探してるって聞いたもので。。。』とか、本当に有難い。。。(号泣)


 で、思ったのですが、お教室内の情報網と親切の輪をさらに活かせるように”掲示板”を設けて、『これこれを探していますが、見かけた人教えて!』とか、『何とかの革を購入しようと思ってますが、半分いる人!』とか、『今週浅草へ行く人、単糸をお願いできますか?』などなど、掲示板をフル活用してみましょうよ。クラスが同じだと結構、共同購入などしているようですが、教室全体で出来るといいですものね。やりましょう。やりましょう。


 さてさて話は変わりますが、"NEWS"よ、いい加減にしてくれ。今度は”小沢一郎叩き”の毎日。もうさ、自民党も民主党も同じ穴のムジナなのわかってるしさ、お互いが相手の足を引っ張りあってて見苦しいし、見てて恥ずかしいよ。同じ国民として。器の小さな、私利私欲のじじいばっかり。国民の事なんか、自民党も民主党もな~んにも考えてないのはっきり分かったじゃん。選挙が一番でしょ。こんなに派遣切りが騒がれてて、高い医療費と、介護に疲れて80歳過ぎの親を殺害。とか、高齢者の食い逃げ事件とか貧困層が悲惨な状況なのに。明らかに弱者を切り捨てた国の政策を何とかしようなんて思ってないものね。小泉なんかも、恥ずかしげもなく偉そうなこと言って麻生ちゃんにお怒りだったけれど、こんな日本になったのは小泉のせいでしょ。呆れると言うより、笑っちゃうよ(笑)。テレビも新聞もさ、日本の政党は自民党と民主党だけじゃないのにね。そう、ここがポイント!!



 何が言いたいのかというと、今週またまた徹夜で読んだ本『ベーシック・インカム入門』 山森亮 光文社新書

に度肝を抜かれた!凄い!凄い!是非是非のお勧め本。光が差してくる一冊。先週の『週間金曜日』の特集が『貧困脱出の切り札 ベーシック・インカム』って事で読んだのだけれど、前にこれについてネット情報を読んだときはしっくり来なかったけれど、今回は『もう、これしかないな!』と思った。


 『ベーシック・インカム』とは何かと言うと ”すべての個人が無条件で生活に必要な所得を給付される” という考え方。週間金曜日では、京都大学の小沢修司教授が、すべての個人に月額8万円の無条件給付を提案している。これが夢物語でなく、財源をどこから持ってくるか等も詳しく分かり易く書いていて、教授自身も検討すべき課題は余りにも多いことは自覚している。と書いているけれども、これが導入されれば”新自由主義”は崩壊する。8万円を、すべての人に毎月行き渡ることで、人間の労働賃金からの足かせが取れる。貧困の解消になる。生活保護受けられず餓死する人はいなくなる。消えた年金問題もない。したい仕事があるけれど、給料が安すぎて生活できないと思ってた人にも、職業を選ぶ自由が広がる。人間が生きていくのに欠かせない、生活の保障が確保される。19世紀には健康保険も夢物語だった。。。と書いてあったけれど、21世紀は生活の保障を得なければ! 『ベーシック・インカム』は社会主義の実現でも、福祉国家の再興でもなく、人間が人間らしく労働できる状況に置いてくれる生活保障だと思う。


 想像してみて。毎月8万円、私達すべての人が持っているの。会社で働けば、お給料がプラスされる。絵描きになりたくて、音楽家になりたくて、靴職人になりたくても、生活の為に仕事しながら夢を叶えようと思ってても、生活に流されていってしまった人々が、自分のしたいことに集中できる生活。子供と幸せに暮らしたいだけなのに、養う為には長時間労働を余儀なくされているシングル・マザーが、子供とゆっくり向き合える生活。残業代もくれない会社を辞めることが出来ない生活との決別。人間の人間としての生活。現在は人間は労働商品と化していないだろうか?お金の為に肉体も精神もボロボロにされていないだろうか?心から楽しく仕事をしている人がどのくらいいるだろうか?


この『ベーシック・インカム』を真剣に着目している政党は新党日本 http://www.love-nippon.com/4_kikai2008.htm#165  


社会民主党は社民党の政策の中に「ベーシック・インカム」的なものいくつか取り入れている。憲法の生存権や幸福追求権の立場から『ベーシック・インカム」を位置づけることは不可能ではないと考えている。そうです。


日本共産党は政策の中に「ベーシック・インカム」の理念と重なるところがあると、言ってます。


新党大地は自助努力を前提としたものであるべき。との考えだそうです。


公明党は具体的に検討するにはいたってないそうです。


国民新党は「ベーシック・インカム」については、取り入れるべきは取り入れ、かつ、夢と希望に繋がるような社会の実現を目指さなければならないと願っています。(って、願われてもね。。はは)


自民党は、政策として検討するつもりはないそうです。(ははは。。さすが!!!)


民主党は党内で議論したこともあるそうですが、「ベーシック・インカム」とは異なるが、格差や貧困の更正や縮小を目指しているそうです。

                                      以上『週間金曜日』からチョビチョビ抜粋しました。


1968年、アメリカ合衆国の公民権活動家、マーチン・ルーサー・キング牧師が『私には夢がある』と繰り返される有名な演説。彼が要求していた政策は『保証所得』と呼ばれる政策だった。この政策の考え方が


              『すべての個人が無条件で生活に必要な所得への権利を持つ』


リスペクト!!!