痛い靴は持っておいで♪
既に2月。。。今年も新年早々から、忙しくさせて頂いて本当にありがたい次第です。お客様達の靴の手入れの丁寧さに驚いたり、スーツの色と靴の色の合わせ方について教えて頂いたりしながら、1月もちゃちゃか靴作りに励んでいます。
それから、生徒の皆さんには、私の右肩の痛みを心配して色々と紹介してくれて、有難うございました。お蔭様で無事に痛みは消えて快調に靴作りをさせて頂いています。生徒さんに紹介して頂いたすべてのことを素直に聞いて実行しまして、カイロプラクティックへ行き、マッサージへ行き、ファンテンの首輪をして、ピップエレキバンを貼って、温感シップを貼って、自家製の生姜黒酢を飲んで、毒出しスープを飲んで、ヨガをしてたら治ったので、どれが効いたのか定かではありませんが、職業病だと思うので体調管理を怠らずにがんばりたいと思います。色々と教えてくれてどうもありがとうね。
1月は生徒さんの数人が、購入した既製靴を履く度に足が痛い!と、お教室に持ってきて修正していましたが、小指や親指が痛む位の靴でしたら、5分で修正できますので、他の生徒さん達も痛む靴があったらどんどん持ってきてくださいね。あの、拷問器具のようなストレッチャーを活用しましょう!(本当に見た目の怖い工具です 笑)
色々と靴の問題はありまして、私もうかつにも先週、余りの寒さにムートンブーツを履いて出かけたら、途中で足が疲れて疲れて、捨てて帰ろうかと思ったくらいです。ブーツの中で足が滑るために、足の踵の底面が擦れて痛いし、ジョイント部が安定しないために足が疲れて大変でした。本当にね、足に合った靴を履くってのは大切なことです。今更言うことでもないですが。。。
普段自分で作った靴を履いていると、靴の為に気分がどの位害されるかってことを忘れがちで、新規のお客様から足に合わない靴を履いて困っている話を聞いていても、原因がどこにあるかも靴を見れば分かるし、自分が木型を作る際の注意点としてビジネスライクで聞いていましたが、自分の足が痛んでこそ、お客様の気持ちに親身になって接することが出来るな~としみじみ思いました。
道を歩いていても、踵の浮いたパンプスを履いている女性は多く、『あ~、カウンターライニングをあの靴に入れてあげたいな!』など思ったりしますが、生徒さんの中にも、販売の仕事をしてる人などは、会社から自社のパンプスじゃなきゃダメ!と言われ、毎日痛い靴で立ち仕事!と涙ながらに話していますが、本当にかわいそうです。デパートなどは未だにヒールのパンプスじゃなきゃダメ!と言うところばかりだそうですが、なんという考え方の古さ!そんな古い考えで、『最新のファッションの提案』なんてできっこないでしょ?と思います。ファッションは社会学です。時代に合った、または時代の先へ行く考え方をしていなければ顧客はついて来ないですよね。ま、だからデパートはおばちゃんばっかりが集まってくるのだろうけれど。イギリスのTOP SHOPと言う店は安さとデザインの良さに連日若者でぎっしりのなのだけれど、そこなんかは店員が皆モデルの卵のような人ばっかりで、TOP SHOPの商品をかっこよく着こなしている。着てる人がかっこよいので、着こなしの手本にも出来るし、本当に良く考えたな~と思います。日本の店は『お似合いですよ~』なんて制服を着た地味な店員が誰にでも言うけれど、『あなたに言われてもね~』と内心思っている人は多いのではないでしょうか?(笑)。デパートの靴売り場の人などは、一日中靴履いて、立って仕事をしているわけだから、色んな靴を履かせてあげて、どのデザインの靴が疲れにくいか、履きやすいのかって事の実体験の意見を企画側は教えて貰えば良いのにな。そうすれば、販売員の意欲向上にも繋がるし、やっぱり自分が履いて良い物ってのは自信を持って薦められるから、売り上げにも繋がると思いますしね。売る側の意識向上って大事ですよね。頭の中の考えなんて、経験から得たものの足元にも及ばない。私ももっと歩こうっと。