思いっきりできる環境 | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

思いっきりできる環境

先週のお教室はやる気が漲っていて凄かった!お正月休みに、パターンを何枚も練習してきた人や、すくい縫いや出し縫いを終わらせてきた人、U-チップのスキンステッチを何回も練習してきた人、ナイフをしっかりと研いできた人など、私としても、良いスタートでした!


 お教室も今年で5年目に入るので、もっと内容の濃い教室にしていきたいと、プリント類の製作を初めて先週配りました。でも、手作業は自分で手を動かし、感触をつかんで学んで行かねばならないので、作り方そのもののプリント等は作りませんが、読んで得れる知識もありますので、今後も継続して作っていきますね。


 で、どのような題材のプリント類を製作しようかと、お正月休み中に私が学生の時に書き込んでいたノートを読み返したら、忘れていたことなどがザックザックと出てきて、あれも教えたい!これも教えたい!と気合入りました。

コードウェイナーズの学生だった頃は、本当に貧乏学生で学食でランチを食べるお金があったら、革や工具を買う為にとっておきたかったので、お昼休みはほとんど図書館にこもって、文献写しに精を出していたので、ノートに書き写した豆知識やら、細かい作りの注意点やら、製法の役割などがぎっしり。靴作りは知れば知るほど、奥の深さに感嘆して、『あ~こんなにチンタラ勉強してたらダメだ!』と焦りばかりが先走っていて、2年間の学生生活はやってもやっても、自分に納得できなかったし、自分に自信が持てなかった。本当に暗い2年間だったのですが(笑)、人生の中で、あんなに勉強したことは後にも先にもなかったし、暗い学生生活ではあったけれど、今思い返すと多くのことを得ることが出来た2年間で、青春だったな~と(笑)。その頃、同じように悩みながら苦楽を共にした友人達とは、現在でも同じ業界で交流があり、未だに刺激し合って良い意味でのライバルでもあるし。真剣にやったことは、やったこと以上の見返りをくれました。


 そんなこんなを思い出し、現在真剣に靴作りに取り組んでいる人達にも明るい未来が来るように、思いっきり学びたいことが学べるように、環境を整えていきたいです。


 話は変わりますが、年末に『チャロー・インディア』(六本木ヒルズ森タワー53階の森美術館で3月15日まで開催)を見に行ったのですが、インド・アートがとても良かった。インドが抱える大きな問題をベースにインドのアーティスト達が切実な願いをこめて、インドの文化を、生活を世界へ向けて発信したものだと感じました。どんな国や環境に生まれても、やっぱり人間の根本ってのは愛や平和を求めているのであって、それらが根本に無ければ、本当の幸せはありえない。


 それから、先週の土曜日からチェ・ゲバラの映画『28歳チェの革命』も公開されますが、今年キューバ革命50周年です。この映画を見るのを凄く楽しみにしているのですが、この50年人々は成長したのだろうか?チェの残していった意志がもっと世界に広がっていくことを切実に願うのですが。。。イスラエル軍がガザに行っている虐殺、アメリカのイラク人虐殺。おろかな歴史の過ちはもういらないのに。過ちは二度と繰り返さない!って声を大にして世界に発信できる国は、日本なのにね。日本の新聞もTVもほとんどガザの悲惨な状況を報道しない。ゆっくりゆっくり私たちを洗脳しようとしている。