師走 | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

師走

本日お越し下さったお客様から『ブログの更新が遅いですね。。』と言われてしまったので、律儀に更新します(笑)。生徒さん達は『忘年会っていつでしたっけ?』など、ブログを読んでないな!って人もいるのですが(別に読んでなくても良いのですが、教室のお休みの連絡だけはチェックして下さいね。)、お客様はまめに読んで下さってる方が多く、私はろくな事を書いてないので恥ずかしいのですが、気にかけて下さって本当に有難いことです。


 さて、本日金曜日の夜のクラスの方で、最近入院していたYさんからお手紙が届きました。少しづつお仕事も始められたそうで、本当に良かったです。体調を整えて、お教室でまた一緒に靴作りが出来ることを楽しみにしています!ホント、人生色々ありますね。でも、嫌な事があった後には、必ず良いことが起こります。人生山あり谷あり。命さえあれば、どんな状況もばら色に変えてやる!!って位の意気込みで生きていきましょうね。生きてさえいれば、必ず良いことや楽しい事はめぐってきますものね。


 さてさて、師走。 今年は28日からお正月休みを取ろうと思っているので、休暇目指してラストスパートに気合が入っていますが、今月作製の靴はスウェードの靴やライト・ブラウンの靴だったりで、精神的に落ち着いて仕事をしないと、シミ等をつけてしまうというような、マイナーな問題が発生する可能性が高いので、『ゆっくりゆっくり』と独り言を言いながら靴を作っています。これらの靴を作った後には、久々に”クロコダイル”のブーツに取り掛かります。こちらも緊張する!!ですが、楽しみです。以前はクロコダイルやオーストリッチやリザードの革は一時お断りしていた事もあるのですが、イギリスの先輩職人と昨年話していた時に、『どの道、条約も厳しくなってきていて、近い将来、手に入らなくなる革達を、後どのくらい生き残れるか分からないハンド・ソーン技術を使って、今世紀に残すってのも悪くないんじゃない?』ってな事を言われて、考えを変えてみました。また、考えが変わるかも知れませんが。。


 革の様々な問題に対しては、正直な話、まだ自分の意見が定まらない。素材の良し悪しは、見て触れば経験として大体分かるけれど、素材の奥に隠された問題の、倫理的な問題、革のなめしに関わる汚染の問題、条約の問題、その他もろもろの問題は国々で違うし、色々な角度から考えてみることができ、非常に難しい。私は頑固な方だと自分でも思うのですが、この問題についてはコロコロと考えが変わってしまいます。今までに、そんなに多くのエキゾチック・レザー靴のオーダーがない事をいいことに(ロブでは象革もあったし、クロコもリザードも珍しくなかったですが)、なあなあにしてしまっていて、自分でもモヤモヤした課題なのですが、いずれしっかり調べて、自分の考えをしっかり持ちたいと思います。どんな革でも同じだけれど、作るからには感謝の気持ちを持って、魂こめて作り上げたいです。


 年内の仕事を思いっきりがんばって、年末はゆったりと『スラム・ダンク』を読むぞ!ギターを弾きまくるぞ!おー!!(毎年恒例の年末ハイテンション)