「当たり前って」何だろう? | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

「当たり前って」何だろう?

米同時テロ9.11から7年が経った。7年前のこの日、当時の会社の同僚がNYへ出張へ行っていて、ホテルのテレビで信じられない光景を見て、ホテルの窓から外を見たら、テレビの光景と全く同じに煙を出しながら崩壊していくタワービルが目の前に見え、体中に鳥肌を立てながら頭の中が真っ白になったと、出張から帰ってきてから教えてくれた。私は友人が数人NYに住んでいたので焦って連絡したら当日は電話が繋がらなかったけれど、友人達は全員無事でほっとした。あの日を境に戦争に対する不安は一気に増した。『なぜテロ組織は結成されたのか?』『なぜ人間は戦争をするのか?』って疑問が自分の中でどんどん大きくなっていった。色々な本を読んだり、ネットで調べたりするたびに、少しづつ世界の歴史と資源をめぐる闘争と、それにかこつけて儲けようとする欲の塊の一部の人間達に怒りが起こってきた。犠牲者はいつも何の罪もない市民だから。


この7年間で世界情勢は不安と恐怖と沢山の不幸を多くの人々の生活へ運び込んだ。そして、益々世界平和から遠ざかるニュースで世界中溢れている。イラク情勢も何の改善もないままに、何の罪もない人々が無残に殺され続けている。この間にロシアと中国は力を持ち、今後のアメリカとの冷戦再開の不安もつのる。激戦中のアメリカの大統領選の結果によって、平和への希望が持てるのか、最悪の事態が発生する可能性が出てくるのか、日本のこれからにも関わってくる。そんな中、リーダー不在の日本では、国民を無視して、何のマニュフェストも持っていない『ただの目立ちたがり議員』達が、お祭り騒ぎで首相の”席とり合戦”を始めた。どうせ数ヶ月の名ばかりの”首相”になるだろうに、幾ら税金の無駄使いをする気だろうか?福田首相もこんな事言ってますが、↓

http://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2008/0904ya/0904souri.html


政治とは何かと聞かれ「当たり前のことを当たり前に誠実に積み重ねていくこと」と答えていますが、もう『ええええ!!!!???』ですよね。当たり前のことって何ですか?と聞きたいところです。国民の「当たり前」と政治家の「当たり前」のギャップを考えると、2世議員なんて、一般国民の生活状況を知らないのだろうし、興味もないのでしょうね。


私達国民、世界の人類全員の『当たり前』とは、毎日普通に雨露しのげて、プライベートが保てる家で、普通にご飯が食べれて、普通に清潔な寝具で睡眠ができて、普通に仕事をして、普通にお給料がもらえて、普通に家族と仲良く笑って、普通に夢持てて、自由に語れて、普通に文化活動を楽しめる、って事じゃないでしょうか?そうすることが、そんなに贅沢なんだろうか?そんなに難しいことなんだろうか?何にもしていないのに、生まれた国がそこだったってだけで虐殺されたり、宗教や肌の色や目の色や国籍で人間扱いされなかったり、国や命を奪われたりって事が世界から消えることはありえないのだろうか?そんな理不尽なことが起こらないようにするために、国民が安心して生活できるように環境を整えるのが政治家の仕事だと思っている私は間違っているのだろうか?『当たり前』の人間の生活ってのは何なんだろうか?


どうか、7年間という月日がただ意味なく過ぎていませんように。人々の苦しみと悲しみがただの過ぎた過去の日々に決してなりませんように。