下駄箱の肥やし
前回書こうと思っていた事を今日仕事中に思い出した。ほとんど『週記』になっている日記なのですが、(しかも『お知らせ』となっているが実はブログ!笑)思い出した時に書かないと忘れてしまうので、生徒さん達に伝言です。
最近、生徒さん達から『買ったけれど、きつくて履けない靴って何とかなりますか?』とか、『色がはげちゃって履く気がしなくなった靴があります』などと、下駄箱や押入れの中で、寂しく心細い気持ちでひざを抱えて居る靴達が沢山いることを再確認しました。私も遠い昔にそんな靴達を沢山持っていました。
そんな靴たちは、どんどんお教室に持って来てください。何とかしましょう!この間、色の剥げた靴を持って来てくれた生徒さんは、綺麗にポリッシュして見違えるように『履ける靴』に変身させました。時々、トップ・ピースを付け替えている生徒さんもいますが、BWSは靴の工房ですよ!!靴の事だったら何だってしちゃいましょうよ!履かれないなんて靴が可哀想ですよ。
とてもキツイ靴、ゆるい靴、痛い靴、糸がほつれてしまった物、その他のどんな問題がある靴も何とかして見ましょうよ!私が見て『これは。。。どうしたものだろう?』って思う靴もあると思いますが、皆で知恵を出し合って試行錯誤するのもよいではありませんか!
ただし、寿命が来てしまって、直すのが不可能ではないけれど、一から作るのと同じ位労力が必要な物もありますので、その場合はしっかりご家族の方たちを呼んで、『宣告』しなくてはなりません。そして、過酷な努力で乗り越えるか、安楽死させてあげるかは「あなた次第」です。
買ったのに靴ずれがひどくて、一度しか履いていない。。。なんて靴は修正してみましょう!そうする事によって、自分で木型を作るとき、デザインするときの注意点もよく分かりますし、原因を追究する事がとても勉強になりますから。
さあ、”下駄箱の肥やし”を”明日の主役”にさせましょう~。