平日の休息
久し振りに体中が凝り固まってしまって、ヨガをしようにも体が硬くなりすぎて上手く出来ないので、先週は少しお休みを取って、全身マッサージへ行く。マッサージは本当に”痛気持ちよく”、もっと頻繁に通うべきだな~と。だいぶ体も気分も軽くなった。
その後足取りも軽く、千駄ヶ谷の”HIRI YANAGIMCHI” 氏の新しいワークショップを訪ねる。2月に移転してきたばかりで、まだまだ色々雑務も忙しそうですが、ワークショップ内は働きやすそうに整えられてて、工房にありがちのカオス・スペースもなく、落ち着いた空気の流れる素敵な空間でした。千駄ヶ谷はあまり私に馴染みのない場所だと思っていたけれど、実際歩いてみたら、私がべスパを乗り回していた時期によく迷子になってこの辺りをぐるぐるしていたことがあった事を思い出した。夜は”オバケ・トンネル”のあたりは非常に怖い。。。。 お店なんかはだいぶ変わってしまったけれど、益々お洒落な感じに建物も変わってていい感じ。なぜかハンチング帽を被った男性の多い町だ。
その後、前々から楽しみにしてい横尾忠則さんの『横尾忠則の壷』展を見に、谷中へ。日暮里の駅で降りたのは初めてで、ワクワク&きょろきょろしながら歩いてたのですが、いきなりお寺に出くわして、すごくいい感じ!家並みも『古き良き下町』が残っていて、懐かしい暖かい感じがした。で、展示会場の『SCAI THE BATHHOUSE』は銭湯を改造して作られた美術館でその外観も素敵なのですが、中もとても小さいながら心地よく作品が見れ、なかなかよかったです。今月からは『横尾忠則の二つめの壷』展が行われるそうですので、そちらも楽しみ。3月は他にも『温泉主義』展が開催されたりと、横尾さん作品が沢山見れるので嬉しい。画集で見るより本物のを目の前で見るほうが100倍良いもの。パワーをゲット!
またまたその後、上野までテクテク歩いて仏像の匂いをかぎつけ、東京国立博物館へ。残念な事に楽しみにしている『薬師寺展』はまだ始まっていませんでしたが、ガンダーラの仏像など4~5世紀のものが多く見れ、目の保養が出来た。ブッダ(釈迦)は自分の像を作ることを弟子達に禁じていたのだけれど、その後4世紀位経ってから、あちこちで作られるようになった。つまりブッダの顔を知っている人は既に誰も居ない時代から作られているので、仏像の顔はまちまちだ。特に国によってだいぶ違う。パキスタンやタイなどの仏像はちょっと面長で鼻が高いのが多く、日本や中国は丸顔でほっぺたがふっくらしているものなどもあるのだけれど、そういう違いが年代や地方によってまちまちなので、自分の好きなタイプが見れたときには、長い間見とれてしまう。私は日本の仏像に好きなものが多い。
仏像を堪能した後、東洋館で大昔の陶器などを見て回る。紀元前の器や装飾品など多く見れたのですが、紀元前の人達が作った器など一つ一つ見ていると、『この器を作った人は、本当にものづくりが好きだったんだろうな~』と伝わってくる物が幾つもあった。ここまで手を入れなくても。。。と思うくらい、繊細な線を幾十にも重ねて丁寧に装飾している。根気の要る作業なのに、ところどころに描かれている人の顔が皆幸せそうな笑顔で、その器が使われていた時代の幸せ度が垣間見れた気がする。作ることが好きで、作らずには居られない人々が残したもの達が、21世紀以上の月日を越えて私に感動を与えてくれているっていうのは、なんていうか、ロマンだな。