骨研究
皆様GWは楽しく過ごせたでしょうか?私はすっかりのんびりさせて頂きました。別にたいしたこともしなかったのですが、息子の大好きな国立科学博物館へ行き、六本木に出来た美術館へ行った以外は、野生児の息子と近所の子供達が裸足で我が家と外を出たり入ったり忙しそうにワイワイやっているのを横目に、ベランダ園芸とギターに没頭してました。GW最高です!!やっぱり安息日は必要ね。
本日は新しいお客様の採寸をしたのですが、左右の親指の付け根の大きい骨が左右で大きさがかなり違っていたので、膝か腿の付け根に捻挫か打撲かされた事があるに違いない!と思ったので尋ねてみたのですが、そんな話から『実は肩こりや頭痛のひどい人が、歯の矯正をしてすっかり治ったり、つかれたな~と思ったら、鏡を見て顔が左右対称になるようにあごの骨を動かすと疲れが取れるんですよ』と教えていただき、あごのゆがみが他の体のパーツに影響して病気がおきたりするらしいです。私も不眠症と偏頭痛もちでしたが、ヨガを始めて骨盤のゆがみが取れてからすっかり不眠も偏頭痛も治まったことがあるので、興味深々で色々とお話を伺えました。他にも波動のお話や、スピリチュアルなお話、昨今の腹黒い政治家(笑)のお話など、私が興味のある話ばかりでしたし、大変勉強になりました。
人って素敵ですね。お客様達とお会いするたびに、『これも何かの”ご縁”』だな~と思います。もちろん、生徒の皆様ともですけれど、生徒達とは慣れ親しみすぎて(笑)ますが、”ご縁”は大切にしてゆきたいです。こんなに大きな宇宙の中の小さな星に同時期に生まれ出た奇跡。そして、多くの通り過ぎていく人ごみの中で、縁あって出会える奇跡。
話を”骨のゆがみ”に戻しますが、足の左右の形やメジャメントが大幅に違う場合、形の歪んでいる方の足は以前捻挫や骨折、脱臼などの経験がある場合がほとんどです。その以前のけが等の原因と位置によって、歪んでくる箇所が大体検討がつくようになってきたのですが、あくまで大体なので、しっかりデーターを集めてまとめた研究結果を次の世代(まだまだ先ですが)へ受け渡したいな(もちろん、私のお客様の足の為に役立てる事が第一ですが)と思っています。
足の骨の形で、既製靴を履いた時にあたって痛む箇所がわかってくるのは面白いですよ。ジョイント部、つまり親指と小指の付け根の骨の形が皮から浮き出るように見えている人の場合、レース・シューズの内側の下から2個目の穴の辺りに痛みや窮屈さを感じる人が多いのですが、これが解るだけでも、木型の形状で気をつけるポイントがわかりますよね。まだまだ研究中ですが、本日お客様と話していて色々なヒントを頂きましたし、俄然研究に熱も入ってきました。もう、注文靴作りって本当に楽しいです!!毎日が勉強課題でいっぱいです。
そうそう、GW中に友人と『芸術論』を熱く語りあったのですが(笑)、友人がとてもよい事を言っていました。
『芸術』の反対語は『戦争』である。”芸術”は人間が作り出す”最も美しいもの”で、”戦争”は人間が作り出す”最も醜いもの”。
日本には”憲法記念日”なんて、素敵な休日があるのに平和をわざわざ壊すように憲法改悪を目指すなんて、なんて愚かなんだろう。今日のお客様が『あの政治家達はスターウォーズの”ダースベーダー"ですよ。なかなか、悪は手ごわい!ふとした時に良い人間も悪に落とし入れられてしまう。』と、おしゃっていましたが『上手い!!』と思いました。皆さんも『悪』の落とし穴にご注意くださいませ。