ギター
今週はいつになく、やる気満々の日々を送っていて、ちゃっちゃか仕事しています。今週の初めにギターリストの友人が『Martin』社製のギターをワークショップに持って訪ねてきたのですが、1967年製造のギターで憧れのローズ・ウッド仕様。今まで聞いた事のあるギターの音とは全然違う。そのギターの音を聞いた後では私のギターの音がウクレレの音のように聞こえるほど。
目玉が飛び出るほどの値段のものでもあるし、丁寧に内部やボディーを見させてもらうと、細部に『職人技』な装飾が目立たない程度に入っていて品も良く、見た目はぼろぼろ、枯れ枯れなのですが、カーブのラインもうっとり見とれてしまう美しいライン。しかも、持ったとき腿の上におさまり具合がなんとも心地よい!!丁寧に厳選された木材で、腕利きの職人に作られたのであろう強いオーラを放ってました。
そして何と言っても『音』が綺麗過ぎて、開放弦で「ジャラン~」と弾いただけで痺れる。友人が何曲か弾いてくれたのですが,『レコードと同じ音!!』と興奮と感動!!
人間ってこんな凄いものを『手』で作れるんだ!!という感動がほろり。ホント、物づくりに限界はない!って元気がでました。私があまりにも感動したので(?)一週間このギターを貸してくれたのですが、そばにあるだけで元気になります。
やっぱり、人を感動させる『物』作りが職人の本髄だな。私もがんばらねば!!なんだか勇気付けられた。