ゆっくり、ゆっくり、少しづつ | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

ゆっくり、ゆっくり、少しづつ

T-シャツにジーンズという、夏と変わらぬ格好をしてますが、もう10月も半ば。。。暖かいですね。


 そろそろ年末のスケジュールを考えながら、12月までに何とか仕上げたい靴達と格闘しております。12月は18日からイギリスへ行く事になったので、仕事を仕上げて心置きなくイギリスで楽しみたい!ヨーロッパの数カ国の革屋、工具屋、靴屋をめぐる旅を友人から誘われているので、そちらも行きたいのですが、今回は仕事は抜きで久々の休暇にしようと思っています。ま、そんな事を言っても、ロンドンにいるのは靴職人の友達ばかりなので、新しい情報などは仕入れてくるつもりです。あと、ワックス・ボールも(笑)


 12月の来英へ向けて、今年のラストスパート・モードに入りました。


 毎日靴を作っていると、ふとした瞬間に、『あれ?これはこうしたほうがいいのじゃないか?』と、気づく事が多かったりするのですが、今日は接着材に使う刷毛が気になりだしました。


 普段使う刷毛、ブラシは水をつけるときに使う分には良いのですが、どぶの蓋やなんかにつける接着剤には大きすぎるので、歯ブラシを使っていて、歯ブラシにも使いやすいように、先の3列以外は全部切り取っていたのですが、今日は幅8ミリほどのヘラを使ってやってみたら、なかなか良い。ブラシをシンナーにつけて洗う手間もないし。ま、かなり小さな小さなことですが。。。


 しかし、こんな小さな小さな事の積み重ねで、工具は年々使いやすく変化しています。大きな変化のない時には、地道に小さなことを少しづつ。


 生徒さん達も、なかなか先へ進めない工程にイライラする事もあるでしょうが、思い通りに出来なかったり、失敗ばかりする時も、その中に大きな学びは必ずあって、後々その経験が役に立ちますから、落ち込まなくて下さいね。ゆっくりゆっくり、少しづつ。焦って作った3足より、一つ一つ疑問を持ちながら作った1足の方が学びが多いいかも知れません。