楽しい一週間 | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

楽しい一週間

金曜日はマイケルがワークショップに着てくれて、足の採寸方法、木型の削り方、修正の仕方など細かく説明してくれました。私が木型作りを教わったのは、ロブのマネージャーのMr.ホワイト氏でありますが、マイケルも同マネージャーから。しかし、彼のやり方はどんどん進化し、事細かく細部にわたって、より足に忠実に再現するやり方になっていて、感心すると共に私自身勉強になりました。モゲワークショップの勝美さんがビデオで撮影してくださり、DVDに落として下さってのでこのDVD貸し出しいたします。金曜日に来れなかった人はもちろん、来た方でも再度検討したい方はどうぞお申し出ください。


ワークショップの後、マイケルと柳町氏のワークショップへ行って、足と木型について問題点、疑問点など話し盛り上がりつつ、木型作りの奥の深さ、終点のなさに深いため息。。。。。マイケルは木型を毎日8時間削って19年。それでも、未だに試行錯誤している。100人いれば200本の足。それが、全部違うときている。なんと難しい世界に足を突っ込んでしまったんだろうね~と苦笑い。


その後、UNION WORKSの中川氏と3人でお茶をする。中川氏は相変わらず忙しそうで、とんとご無沙汰していました。彼は本当に靴好きで、修理の靴に愛情を持って修理していらっしゃる。彼のような存在は日本の靴業界にとって非常にありがたいことです。


土曜日のクラスでは1足目の人達もインソール作りはほとんど終わり、芯作りに奮闘していました。1足目のトウパフの形作りは本当に大変そうです。作り手の目が左右対象に形を整えるのがなれていない為に、片足はスクウェアっぽく、もう片方はラウンド。。。。など。トウパフをスカイビングするときに厚さがぼこぼこだった為に、つぎ込んだ後の修正に手を焼いていました。でも、ここで「こんなもんでいいや!」にしないで、ラインをよーく見て目を慣らすことがとても重要。どんどん、手と目を進化させていってください!この苦労が、2足目で生かされてきます。


土曜日は教室終了後、高校時代からの悪友Sちゃんと赤レンガ倉庫内 横浜MOTION BLUEへ友人のjazz ベーシストの塩田君のバンド「SFKUaNK!」http://sfkuank.com/  のライブに行ってきました。、「招待してあげるし、絶対楽しいからおいでよ!」と呼ばれて、行く前は「横浜だし。。。遠いし。。。」などブーブー言っていましたが、ライブ後は「お金払っても来るべきだった!!」(笑)とSちゃんと絶賛!!盛り上がるのなんのって!!メンバーもすごい人達が揃っているので、期待を裏切ることは無いと思っていたが、こんなに熱いライブもないんじゃないか?CDが12月14日に発売になりますので、皆様、是非是非。ライブ後に、「トランペット持ってきて、飛び入りすればよかったのに。。。」とか、スカパラのNARGO君に「トランペットはもうやってないの?」とか聞かれて、そういえば私も音楽やってたんだっけ!?っとか思ってしまいました。(笑)なんか、遠い昔の話だな。12年もトランペットに触ってないや。一度触ると、悲しくなるので封印です。今は、周りの熱い友人達がすばらしい音を聞かせてくれるので、私は私の道を行きましょう。ライブ帰りにほろ酔い気分で「私は良い友人達を持ってて幸せだな~」と幸福感に浸って帰宅しました。