想像力 | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

想像力

急に涼しくなって風邪を引き始めたのか、のどがとても痛かったので、昨夜寝る前にアロエの棘を取り除いて、おろし金ですったものを飲んで寝たら、朝のどの痛みは消えていた。さすが、アロエ!すごいぞ、アロエ!GO! GO!アロエ!


今週初めに月に一度の「勉強会」あり。前回に引き続きクロージングについてでした。イギリスだと、クロージングはアッパーを縫い終えておしまいだが、日本ではサイド・ライニングを作るのもクロージングに入るよう。イギリスでサイド・ライニングはライニングと同じ素材を使うが、日本ではアッパーと同じ素材を使っている。日本のビスポークの見た目の硬さは芯材のためだ。なるべく、ジョイント部はやわらかくしておきたいと思っていたが、サイド・ライニングに厚めの革を入れても、履き心地にはあまり影響しないようだ。アッパーのデザインにあわせて、芯材も少し変えていこうかな?


芯材について意見交換をした後、私が「ハンド・ブロッキング(クリッピング)」について説明。どうやら、日本で「ハンド・ブロッキング」をしている人はいないようだ。外注で1足200円と聞いて、驚いた!お湯につけたり、水につけたりしながら、一時間程ラスティングに奮闘し、乾燥させるのに最低1日かかる「ハンド・ブロッキング」が、機械で200円!!しかし(大声で!)、ハンドでやるとブーツのラインに沿って、微妙な調節も出来るし、断然綺麗なラインを作ることが出来る。譲れないな。


今月に入ってどうも精神的、肉体的に調子がおかしい。今月は2度ほど友人と飲みに行ったり、踊りに行ったりしたが、どうもテンションがあがらない。小泉圧勝もへこむ原因。日本国民の「想像力」の欠乏にはがっかり。靴作りもそうだけれど、創造するには「想像力」が必要だ。「想像力」こそ、「人間の自由の核」であると、私は思っている。自民党に票を入れた人間は、小泉内閣以降膨れ上がり続ける、国の赤字の行く末や、自民党が望んでいる憲法改正(改悪!!)により、戦争をする国に変わることの恐ろしさ、「郵政民営化」の「民」がさしているのは「大企業」であって、民間人を指すものでないということ、小泉の行動、言動がヒトラーと同じ「独裁」であることの未来、などについての「想像」が出来ないのだろう。毛沢東が行ったのも、「言論の自由」を禁止し国民から「想像力」を奪ったのだ。日本国民は既に、くだらないTV漬けか?、テレビゲーム漬けか?、内容のない、大量の無駄な情報の処理の為に脳みそをすり減らしているのか?単純作業の仕事のせいか?携帯電話の電磁波による脳のダメージによるものか?インスタント食品による害か?そんなこと知らないが、哀れみに値するほど「想像力」を奪われている。