新ワークショップ! | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

新ワークショップ!

 8月16,17日は父の墓参りを兼ねて、静岡県三島市の「三島大社祭り」へ家族で出かけてきました。5,6メートルの高さのはしごの上で男衆が片手、片ひざで立ったり、逆さになったりする伝統芸を見たり、半裸の男衆がぶっとい「花火」をもって、体中に降りかかる火の粉を物ともせず、5~8メートルの高さの花火が「パン!」と大きな音を出して消えるまで歩く「手筒花火」を見たり、数キロにも連なる夜店を見て回ったりして、日本の夏を堪能しました。「即席エンターテイメント」にあふれる昨今、長い間地域の人々に受け継がれてきたその土地土地の、年に一度の豊作や健康を祈っての「エンターテイメント」は「即席」にはない、懐かしく暖かい思い出をくれました。


 さて、今日は新ワークショップにての初教室!場所が変わると新鮮です。私の机が大きくなって、前の物が溢れかえっていた机とおさらば!これからは、いつも整理整頓され、いつでも直ぐに探し物が見つかる机になるでしょう。。。。。と期待。今日はまだ冷房が入らなく、汗ダクダクでしたが、誰も文句の一つも言わずにモクモクと靴作りに励んでいて、見ていてうれしかったです。皆さんがモクモクと靴作りを楽しんでいるのを見るにつけ、「私もがんばろ!」と元気をいただいています。


今日は最も緊張とストレスとイラつきに襲われるあの「ソールのふた開け」作業にかかった人が3人いて、ソールの湿り具合と、ナイフと時間の間で奮闘していました。この作業はとにかく「度胸を出して、ナイフを入れる」しかないな~。革のきれっぱしで練習するのも手だが、きれっぱしを切るのと、木型がついている革を切るのとはやっぱり違うしね。失敗することによって、学んでいかなければならないところでしょう。ああ。。人生と一緒。。。。