社会人になって

色々な初めての経験、ありますよねニコニコ

看護師でいえば...

初めての採血

初めての処置

初めての手術患者さんの受け持ち

初めての夜勤

初めてのリーダー業務...


そして初めての急変...アセアセ


20年以上経った今でも

初めての急変は覚えています。

急変した患者さんの顔も名前も忘れていません。


一言でいうと...


なーーーーーーんにもできませんでした。

本当に...なんっっっにも、です。


看護師一年目、新人の5月にそれは起こりました。

その患者さんは心臓のご病気で

ペースメーカーを入れるために入院していました。

明日にはペースメーカーをいれる手術を控えていました。


お昼前に採血があり

たまたまその患者さんと廊下でお会いしたので

『今から採血の準備をしてお部屋に伺いますね!ニコニコ

とお声掛けをし、『おう、わかったーニヤリ』というお返事をいただきました。


準備をしてお部屋に伺うと...

ベッドに対して若干斜めになって、足は少しベッドからはみ出て、仰向けに横たわっていました。


『○○さーん、採血しにきましたよー』


『.........』


『○○さーん、起きてください、採血しますよー』


『・・・・・』


最初、え??この数分で寝たの??と本気で思いましたあんぐり

お顔をよくみると入れ歯が口から浮いてこぼれ落ちそうでした。

その光景は今も鮮明に覚えています。


『○○さーん、起きてくださいよー』

と体をトントン叩いても

揺さぶっても


起きない...

起きない...???


え???びっくりびっくりびっくり

呼吸!!!!呼吸...してなーーいアセアセ

脈!!脈は??ない、ない、なーーーいっピリピリ

でしたね。


急変時は患者のそばを離れてはいけません。

でも私はパニックになり、部屋から飛び出しました。

助けを求めて廊下をみても...先輩看護師は見当たらない不安

ようやくナースコールを押すと

ナースコールごしに先輩看護師が受けてくれました。


『○○さんの呼吸が...止まってます...』


『えーーーーーー!!!!!』ガチャガチャっ

というナースコールごしのやり取りをした後...


呆然とする私のもとへ緒先輩方が次々と。


救急カートが到着、心電図モニターも到着、心臓マッサージも開始され、すぐに主治医も到着。


あれこれ処置はしましたが...

ご家族が到着しご家族の意向でこれ以上の延命治療はしないということになり

そのまま死亡確認となりました。

奥さまが

『ペースメーカーいれるくらいなら死にたいって言ってましたからね...死ぬほど嫌だったんでしょうね泣き笑い』と泣き笑いされていたのを覚えています...


私はというと

ナースコールを押したのが最後

あとはただただ緒先輩方の処置を呆然とみるだけ。

全ての処置がおわり...

ナースステーションに戻ると

一人の先輩が声をかけてくださいました。


『大丈夫?ビックリしたよねーニコニコ

その一言に今まで張りつめていた線がブチンっと切れました。


ダーーーーっと涙がえーんえーんえーん


泣きながら

『なんにもできなくて...すみませんでした』

と言うのがやっとでした。


その時50代の大先輩看護師さんが


『最初からできる人なんていないのよ。

新人のあなたがなんでもできたら、私たちはいらないのよ。今日学んだことは次活かしたらいいのよ。』


この言葉は間違いなくあの時の私を救ってくれました。

いつか私がもっともっとスキルアップして

急変に遭遇し、恐怖と驚きと看護師としての現実を突きつけられた後輩看護師に言ってあげたいと思いました。


いつかこの言葉が言える看護師になろう!!!


あれから21年。

何百という急変に立ち会ってきました。

あのときの不甲斐なさをバネに

一分一秒を争う急変に

少しでも命を繋ぐために


そしてあの言葉を後輩にバトンできるようにニコニコ

日々頑張りますイエローハート


皆さんの初めての経験

どんな経験でしたか?

エピソードなども教えてくださいグリーンハート

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