今回の参詣は西武池袋本店屋上に祀られている伏見稲荷神社へ。
東西に広い豊島区は、まるで両耳を広げたゾウの顔のような形をしていて、そのど真ん中に当たるのが池袋駅。
西武池袋の9階屋上まで出たら、北側に睡蓮の庭に向かう階段がある。
さらにその先に、稲荷神社に向かう通路がある。
伏見稲荷神社
御由緒に依れば、関東の稲荷信仰者より伏見稲荷御分霊希望があり、また信仰者の希望に応えたい本宮の計画が合致したことで、昭和4年(1929)に当社を創建したのだそう。
手水鉢
御由緒
境内掲示より字体改行などそのまま記載
伏見稲荷神社由緒略記
当社の御祭神は衣食住
の大祖神にして皇城の
守護万民豊楽の神霊と
崇められたまう大恩神
であります
元明天皇和銅四年(西紀
七一一年)一二七〇余年
前の二月初午の日京都
山城國の三ヶ峰(稲荷山
と稱す)に治めて御鎮座
になられてより全国に
普く分神を勧請せられ
し稲荷社の総本宮旧官
幣大社伏見稲荷神社よ
り昭和四年御分霊奉斉
せる神社にして関東地
方稲荷信仰者の熱烈な
御分霊奉斉希望を伺信
者の参拝の便を計られ
んとする総本宮の計画
が相まつて当社の創建
となりし次第なり
昭和五十八年三月吉日
ちなみに屋上南側は、1年中ガーデンテラスになっていて、参拝したこの日はまだ寒い2月にもかかわらず、なかなかの賑わいっぷり。
写真はすべて2016.2.11 撮影
備考
社号 伏見稲荷神社
別名 東伏見稲荷大明神
祭神
創建
祭日
末社
社務所
所在地 東京都豊島区南池袋1-28-1
その他 西武池袋本店屋上