今回の参詣は、代々木神園町の明治神宮(めいじじんぐう)へ。

 

第三〇五回 明治神宮    →今回

第三〇五回 明治神宮苑内 →次回

第三〇五回 明治神宮例祭 →次々回

以上、三回に分けて掲載します。

 

ここ神園町はその大部分が明治神宮で、神宮そのものを指す地名。

神宮の正式な表記は『明治神宫』

平成32年(2020)には、御鎮座100周年を迎え、鎮座百年祭が開催される予定。

第二東京五輪と祭礼が同時開催となれば、盛大な一年となりそう。

 

 

 

 

神宮橋

原宿駅の南側にある橋で、表参道の入口。

オシャレで港区内でも一等地に挙げられるほどの「表参道」だが、本来これは明治神宮の表側の参道として造られた大通りを指す。もちろん大小問わず神社の正面側の参道を表参道と言う。

 

 

 

 

第一鳥居(南参道鳥居)

境内入ってすぐにある鳥居。

明治神宮のホームページには境内施設についてあまり詳しく説明されていないので、第一鳥居以外はどれが第二・第三なのかはわからない。鳥居は、北参道・南参道・西参道・大鳥居、そして御社殿前の三方にそれぞれ鳥居があり全部で7つ。

 

 

 

 

大鳥居

木像でこれだけデカいってのもすごい事。

 

 

 

 

手水舎

手水鉢がらして巨大。一度に20人は清められる。

 

 

 

 

神門前の鳥居

土地柄的になのか、壮観で日本情緒を感じられる神宮だからこそなのか、外国人観光客は非常に多い。

せっかくだから、簡易着物に、御茶室に、少額でも参内できる略式の拝殿にお祓い、事後の直会(なおらえ/神道の食事)を提供したらより喜んでもらえそうだけど。

 

 

 

 

神門をくぐった先の御本社前

とにかく明治神宮の壮大さと荘厳さを感じられる空間。

 

 

 

 

 

 

 

 

夫婦木

御本殿前に左右対になってある御神木。

向かって右側の絵馬所の木は単立、左側がこの夫婦木。

 

夫婦木の御由緒

境内掲示より字体改行などそのまま記載

この楠は大正九年の御鎮座

当時に献木され、御祭神の

御加護のもと樹勢瑞々しき

大樹に育った御神木であります

両樹木は「夫婦楠めおとくす」として

親しまれ、縁結び、夫婦円満、

家内安全の象徴となって

おります

御参拝の皆様方には、この

御神木を通して御祭神の

お恵みをお受け下さい

 

 

 

 

絵馬所

種類は五七桐紋と菊花紋があしらわれたもののみ。

外国人による奉納もよく見受けられる。

 

 

 

 

拝殿

明治神宮と言えば、お正月三が日だけで約320万人の参拝者が訪れ、日本一の記録。第二位が伏見稲荷大社というのも意外だけど、その差は40万人と別格。

三が日だけはこの辺りまでシートが引かれ、詣でいるのに気分は遥拝、願い事は上の空。行ったこと無いけど。

 

神社の御由緒

境内掲示より字体改行などそのまま記載

明治神宮御苑

明治天皇御製

 うつせみの代々木の里はしづかにて

  都のほかのここちこそすれ

 この御苑は江戸時代の初めから、大名

加藤家、井伊家の下屋敷の庭園であり

ましたが、明治初年皇室のご料地となり

明治天皇の思召により、所々模様替えが

なされ、昭憲皇太后には、たびたび行啓にな

られた由緒深い名苑であります。

 面積は約八三.〇〇〇平方米(二万五千坪余)で

武蔵野特有の面影を残した苑内には、隔

雲亭、御釣台、四阿、南池、菖蒲田、清正井な

どがあり、四季折々の眺めは誠に趣があり、

殊に六月に咲き競う御祭神ご遺愛の花

菖蒲の美しさは格別です。

 

 

 

 

 

 

 

写真はすべて2015.10.25撮影

 

備考

社号 明治神宮 めいじじんぐう

祭神 明治天皇 昭憲皇太后

創建 大正九年(1920)

祭日

末社

社務所 御朱印御守授与等は拝殿前の神札所へ

所在地 渋谷区代々木神園町1-1