江戸御府内千社参詣


今回の参詣は、港区は南青山の大松稲荷神社へ。


南青山といえば、おしゃれな街として人気のスポット。リーマンショック以降、バタバタと音を立てるように

次々と空き店舗が目立ち、めっきり元気がなくなってしまった寂しい街。

当社は、そんな時代と共に転々と変わりゆく街中でも、変わらずあり続ける神社の一つ。


表参道交差点からみゆき通りに入り、徒歩2分程度の好立地にある。

当社より狭い面積の店舗が月額ウン十万、百万とするのだから、南青山という土地は恐ろしい。



創建は天保十年(1839)。

そのむかし、大きな松の下にあった祠が大松稲荷の由縁なのだそう。






江戸御府内千社参詣

由緒書きらしきものが見当たらなかったのが残念。

これくらいの規模の神社では、由緒が公開されていないことが非常に多い。


敷地内に民家のような形の社務所があり、清掃もちゃんと行われているようだが、

四畳半ほどのわずかばかりの境内には木々が生い茂り、その様は世界最小の森と言えよう。







江戸御府内千社参詣





社号 大松稲荷神社 おおまついなりじんじゃ

祭神 宇賀神か

狐像 一種一対

祭日

末社

社務所 あり

住所 港区南青山5-1-7







渋谷区の金王八幡神社の例大祭では、神輿渡御がこの界隈まで来ることから、

金王八幡の管轄かとも思えるし、社務所があることから、単独で運営されている

神社なのかもしれない。
※この採点は、散歩としての見所やおススメポイントとして、私が感じた主観的な評価であり、当該寺社の格式や宗教的価値、ご利益等を評価したものではありません。