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金沢の有機農家のⅠさんは小麦・米・大豆などを生産し、尚且つ加工し、様々な商品を販売している。
その中の酵母パンを私は作らせてもらっている。
今回初めてⅠさんの小麦から取った酵母でⅠさんの生産した小麦を使いパンを焼く事になった。
気が張る。
自分の気持ちの中で
『××初』
と位置付けることが近頃増えている。
初めて何かをすると言う事は不安もあるが楽しみでもある。
気持ちは普段より高い所にある。
今回、小麦酵母パンを焼くので、中種の残りで再び中種を起こして来週に焼く予定だ。
ところで皆さんは小麦粉を舐めたことがありますか?
小麦の本能が生きている小麦には味があります。
味のふくらみや厚みが違うとでも言えばいいのでしょうか・・・・。
小麦酵母は、そんな小麦粉からしか得られないのです。
これまで私はⅠさんの有機小麦しか使ったことがありませんでしたが、小さな、小さな自家農園で今年収穫した有機小麦があるので、これで小麦酵母を取りたいと思っているのですが、小麦酵母は半永久的に使えるので、なかなか実行出来ない状況なのです。
元種に小麦粉・塩・水を加えて培養して中種を作ります。
例えば50gの元種から200gの中種が出来る。
少量の酵母で多くの中種が作れて、今回の様に残りの中種でも培養が出来て、新しい中種となる。
元種の発酵力を保つために定期的に種つぎをすると、元種の量が倍になってしまう。
すなわち、パンを焼き続けることが必須となる。
私の現状として、ここが小麦酵母の利点であり難点であると言える。
他の酵母を使ってパンを焼くことは近頃ではあまり無い。
チョッと前に枝豆酵母パンを焼いた位だ。
つづく。
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