勉強の種類
みなさん、こんにちは
京都府城陽市寺田の個別指導塾勉楽個別です
本日もブログを読んで頂きありがとうございます
夏期講習もスタートしていますし、受験生はいつも以上の勉強量や単語テストもありますので大変ではありますが、だからこそそのことを理解した上で厳しくも優しくも必要な対応をするよう心掛けています
そして、その中で感じることを本日は書きたいと思いますが、前置きが長くなりますのでお許しください
子ども達の勉強の仕方を見ていると、本当に「理解すること」と「正しく解くこと」が軽んじられていると実感します
えっと思われた方もおられるかもしれませんが、解くことには興味もありますし取り組みますが、「正しく解く」という意識が希薄なのです
そして、これらが起こる理由は「上辺だけの反転学習」も影響していると思います
最近は、一時期ほど聞かなくなった「反転学習」ですが、これは「先生の授業を受けるスタイルではなく、自分で予習をした上で授業に臨み必要な部分の質問をし指導を受けるスタイル」の授業方法です
これは、「一定以上の学力を持つ生徒」や「得意分野」には本当に威力を発揮すると思いますが、勉強が苦手でなかなか結果が出ていない生徒にはあまり効果があるとは言えないと私は思っています
そして、この方法は結果的に「二極化」を大きくしてしまう原因になっているとも思っています
では、ここからが本題です
勉強する教科には文系・理数系・副教科など様々な分野がありますが、どれにも当てはまる勉強の中身として
①正しく理解する勉強(内容理解)
②正しく覚える勉強(知識・解法)
③正しく解く勉強(正確演習)
④正しく速く解く勉強(スピードアップ演習)
⑤定期的なチェック学習(忘れていないかの確認学習)
⑥総合演習
を上げることが出来、私は全てが「別の種類の勉強」であると考えています
しかし、子ども達を見ていると①②を無視して「とにかく問題を解くこと」にシフトしてしまっていて、その上で「間違った問題の直し」が勉強になっていることが本当に多いのです
仮に、「間違ったその問題」は出来るようになるかもしれませんが、あくまでも「その問題」ということであり「応用・発展問題へのアプローチ」が出来るようになる訳ではないのです
また、私が「正しく」に拘っているのは、中3生の英単語チェックテストでも明らかなのですが、適当に勉強をして覚えて来た中3生の多くは「最初に間違って覚えた間違いを繰り返す傾向が強い」のです
そうならない為には、「最初から正しく覚えること」が重要だと私は考えています
とうことで、来週からのブログは①~⑥について掘り下げて書きたいと思いますので、お楽しみに
今日も一日元気に明るく前向きに、気を引き締めて頑張りたいと思います