暗記には2つの視点
みなさん、こんにちは
今日は、暗記についてのお話です
以前、暗記は「短期記憶を長期記憶にすること」と書きましたね
生徒諸君と暗記について話をしているとモヤモヤすることが多かったんです
その理由は、生徒諸君のいう「暗記」と私のいう「暗記」の内容が違うからなのです
生徒諸君のいう暗記は「覚えること」を意味していることが多く、私のいう暗記は「覚えた上で定着させること」を意味しているのです
覚えるだけの暗記は「短期記憶」に他ならず、覚えた上で定着させる暗記は「長期記憶」を意味します
中3生の夏期講習に行った英単語チェックテストも厳密にいえば「短期記憶」ですので、今チェックテストを行えば不合格者続出です
「定着させること」を考えると、一度チェックテストで正解した程度の暗記では不十分なんですね
定期的に目にする機会を作って忘れていないかの確認をし、短期記憶から長期記憶に置き換えて行く必要があるのです
小学生の頃、あんなに苦労した九九や時間と時刻の読み取りも、中学生以上のみなさんで苦労している人は皆無でしょう
是非、みなさんも暗記に「定着させること」を含めて取り組んでみて下さいね