熱帯地方の東京がやっと秋めいて来ましたね!
人間もプルメリアもバテバテの状態ですね。
今回はこの時期に多い水切れの後遺症についてです。
このプルちゃんは綺麗に咲いていますよね!
一見問題なさそうですが、これが大変なことになっています。
よ~く観察すると・・・
枝にしわが寄っている
表皮は堅いが、押してみると少し柔らかい感じがする
は~い!
この枝の中はスカスカ状態になっています。
カットの部分を見てください。
中心部分に空洞があります。
みずみずしくなく茄子の実のようにスポンジ状のスカスカ?・パサパサ?状態
このまま冬越しさせると確実に腐るか、枯れてしまいます。
モデルにした株は根元から生き残りの幹がありますのでカットはしませんが、これが根元近くから出ている場合は、勢いのある先端部をカットして挿し木して残すことが必修です。
躊躇すると冬越し中にしわしわの枝の部分から少しずつ腐り始め・・・こんな感じになります。
以前の記事(2023/4/15)
以前の記事の先端部分は元気で生き残っていましたが、この状態と同じことが起こりますよ!と言うことです。
ですから事前に先端部をカットして、挿し穂を作成して生き残らせます。
バリの人は「プルメリアは死なない木」と言っているように、早く処置すれば生き残ることができます。
親爺の農園ではこのような株は10株以上あります。
原因は、春先5月~6月辺りに水切れを起していたからです。
今年は梅雨もなく気温が高かったからですね!
その影響が今頃出ているのです。
皆さんのプルちゃんはどうですか?
よく観察してあげて、もしこの状態になっていたら早めの処置をご検討ください。