昼過ぎから伯母(私の姉)と遅めのランチをした娘。
もともと伯母やその子どもたち(娘にとっては従兄弟)が苦手な娘である。私の姉は実家からひと駅のマンションに住んでいる。実家大好き、共依存関係、考え方や価値観がそっくりである。そんな私はこのふたつの家族とは相容れない。実家とはもう3年以上連絡を絶っており、2度と会いたくない、会う気はない。親にそっくりな姉のことも実は嫌いなのだが、たまに連絡をとりつつ何となくここまできた。姉と会う度、実家の影を感じてモヤモヤしながら。
結婚してからは特に両親&姉とうまくいかなかった。いや、むこうは気づいてなかったかもしれない。妊娠〜出産〜出産後にされた様々な出来事を忘れたり許すことができず、私のなかではもう親子関係、姉妹関係は終わっていたのだ。でも、娘のために自分を殺して何とかつながりを持ち続けていた。その間、何度も何度も傷つきながら。
決定的に両親と決別した出来事が起きたのは自分の抱えている問題が娘の生きづらさに関係しているのではないか?と思いはじめた娘の思春期時代。親との関係を自分のなかで決着をつけるべきなんじゃないかと思いはじめたちょうどその頃、またいつものように父親からのLINE。「お母さん(私の母)の認知力が低下してきたからたくさん旅行に連れていくよ」と旅先での写真とともに。(料理の写真とか毎回自慢げに送ってくるけど、全く興味なかった。どーでもよかった)これだけ聞いたら「奥さん想いの夫」と思うかもしれない。が、うちの父親は違う。これまでもずっーと自分のしたいようにしてきた団塊世代の申し子みたいなヤツ。お金の遣い方も異常、貯金はたぶんゼロ。その父親に不安や文句があり、将来のお金にも不安があるのに本人には直接言えずに娘の私に愚痴をこぼすだけの弱い母親。(それにもウンザリ)子どものころは父親が母親を罵倒したり暴力振るったりするのを何度となく見てきた。というか、ほぼ毎日か。自分の機嫌によって家族を振り回す父親と、その父親の機嫌をとるばかりで子どもをほったらかしにする愛情をくれなかった母親も私にとっては毒親である。
だから、母親を旅行に連れて行くのも自分が行きたいだけだ。今でこそ、もうそんな父親に依存している母親を見限ったが、当時は明らかに「あれ?」と思うほど同じ話を繰り返していた母親を心配していた私は「やっぱり…」と思い、「旅行に連れて行くとかではなく早めに医者に診てもらって」と父親に言ったが、父親は拒否。じゃ、なんで離れて暮らしている娘を不要に心配させる情報だけは流すのだろう?自分だって気になっていて不安だから私に知らせてくるんだろうに、「じゃ、こうしたら?」という娘の意見は一切聞かない。プライドだけは高い。散々それに振り回されてきた。
しばらくやりとりが続き、私から「お父さんは昔からいつも自分のやりたいことばかり。お母さんの身体のことを考えたらすぐに医者に連れて行くべきでしょ」とLINEした。その後の父親のLINEは
「何が、自分ことばかりだっ!そんなことを言うのなら◯◯(娘)のことも今後一切関わらないからそのつもりでいろよ!」
と、何故か娘の名前を出して脅してきた。いや、私にとっては脅しでもなんでもない。むしろ、心のなかで「むこうからそう言ってくれてやっとこれで縁が切れる」とホッとしたのだ。いつも、そうやって話をすりかえて脅してくる父親にはもううんざりだったし、私はもう脅しに乗るような子どもではない。みくびらないでほしい。娘の名前を出して脅してくる汚いやり方も軽蔑する。私からは「わかりました」と言って、速攻父親からのLINEをブロック、電話も着信拒否した。
父親に頼りっきりの母親には何日か経ってから「老後のお金のことが心配ならちゃんとお父さんと話しあったほうがいいよ。あの人、お母さんの身体や先のこと何も考えてないよ?お金が必要になってからでは遅いよ」と、もう父親なんか怖くない私は今まで言いづらかったことを忠告した。が、母親からは何日も返信はなかったので、この先も父親に依存して生きていくそれが母親の答えととって母親とも決別した。
それから私はずっと抱えていた何かがスッキリなくなって本当に気が楽になった。娘のために我慢してつながっていた大嫌いな両親と縁が切れて、精神的にも安定した。
これまでの親との関係や、この一連の出来事を当然娘も知っている。可哀想だし、傷つけたくなかったけど、隠せないし、隠したくない。娘には事実も自分の気持ちも全て素直に話してきた。だから、娘は祖父母が嫌いだ。その祖父母を擁護している伯母(私の姉)のこともよくは思っていない。いや、伯母(私の姉)のことは祖父母のこと抜きにしても人間的に苦手らしい。雑な性格で、更にその自分の価値観を押し付ける人だから、繊細な娘とは合わないのだろう。
そんな私の姉と娘が何故会うことになったか?私の姉から近くで一人暮らししている娘に誘いがきたのだ。首都圏で暮らすようになって「何でもチャレンジしてみよう!」と頑張っている娘は伯母からの誘いにも乗った。本当は気が乗らなかったようだけど。
…が、やっぱり人って変わらないね。娘の苦手な伯母は「相変わらず自分本位で雑で、人の気持ちなんか考えない人だった」という結論に至り、疲れたみたい。疲れただけならまだしも、またしても私をモヤモヤさせることを言う姉。何でほっておいてくれないんだろう。何で平気で人の気持ちを踏みにじったり、ズカズカ入ってくるのだろう。
続く