<紙の辞書っていいね!?>

 

さて、digital seminar を「オンライン」セミナーと訳してみた、という、前回の話の続きです。

「オンライン」という言葉を、久しぶりに引き出した「紙の辞書」で調べてみました。

机の上の本棚にあった「岩波国語辞典 第五版」です。

「情報処理組織で、データの入力用・出力用の装置が(遠隔地にあっても)本体と直結し、本体の制御のもとに働くようにしてあること。」

合ってるし、わかるけど、ちょっと古くさい説明な感じがしました。

そこで、奥付を見てみると、なんと、1994年11月10日発行

試しに「インターネット」を調べてみると…載ってないし。

人々がインターネットをやるようになったのって、だいたい「ウィンドウズ95」が出た1995年からだしね。

(ベルーガの意見です)

この辞書、結構きれいで好きなんだけど、1994年発行できれいってのは、あまり使っていないってこと?

そういえば、最近はオンラインの辞書かグーグル検索ばかり利用しているかも。

 

オンライン(電子)辞書に反対、への対応

 

紙の辞書に慣れ親しんだオジサン世代の人々(まあ、ベルーガももう、オジサン世代という年齢ですけどねぇ)が、オンラインとか電子辞書に反対する理由として、「紙の辞書だと、前後、周囲の言葉にも目が行くから知識が広がるけど、電子だと、その単語にしか目が行かない」ってのがあります。

ベルーガもその理由には、納得。

辞書って、調べるものであると同時に読むものだと思うから。

…と思っていましたが、これって、リスト化すれば解決するんじゃない?

とひらめきました。

エクセルでさっと作ってみましたが、こんなの↓

 

 

こういうのを、オンライン辞書の端に貼っておけば、(ナビゲーションウィンドウを作っておけば)例えば「挨拶」を調べた人が「愛嬌」も見てみたりするかも。

僕が高校生だったら、ちょっとエッチな単語が近くに載っていたら絶対見ちゃう。

まあ、前述の国語辞典には、性的表現が掲載されていないようでしたが。

というわけで、出版業界の皆様、このアイデア使うときは、ベルーガにも一言ください。

なんて、もうすでに使われているかも。

今日はそんなお話。

翻訳とは関係ないですが、辞書を読むのって楽しいですね。