綱島・樽町ピアノ・リトミックひびき
●サックスという楽器の紹介をしますよ!
みなさんこんにちは。金曜クラス担当の安相です。
今月はいよいよ発表会です♪
発表会では講師演奏としてサックスを演奏いたしますので、サックスという楽器をみなさまにご紹介したいと思います。
サックスの正式名称はサクソフォン。ベルギーのアドルフ・サックスが発明した楽器です。
歴史は浅く、モーツァルトやベートーヴェン、ショパンの時代には存在していません。また発明された頃にはオーケストラの形が出来上がっていたため定席はなく、ビゼーの「アルルの女」やラヴェルの「ボレロ」など、必要な時だけ登場します。
花形楽器として脚光を浴びるのはクラシックよりジャズの方が多いかもしれません。これは、ベルギーで発明された後、ヨーロッパではあまり使用されず、アメリカに渡ってジャズで重用されるようになってから、逆輸入的にクラシックでも使われはじめたという経緯があるからなんです。
サックスと言えば一番誤解されているのが「金管楽器では?」ということ。
金ピカな見た目をしているので当然ですが、クラリネットと同じように葦製のリードを使って音を出すので木管楽器に分類されています。
ただ、「大きい音を出せる金管楽器と早い動きができる木管楽器のいいとこ取りをした楽器を作ろう」と発明された楽器だそうなので、両方の橋渡し役が求められます。
そんなサックスですが、一番のおすすめポイントは「簡単」なこと。
よく「すごい肺活量がいるんでしょ?」「音を出すのが難しそう」と言われることがありますが、とんでもない(笑)。管楽器の中では1番音を出すのが簡単ですし、歌を歌う方がよっぽど肺活量がいるように感じます。
また運指もソプラノリコーダーと同じなので、大人の方であれば30分ほどで簡単なメロディーが吹けるようになります。
気軽に吹けて“映える”見た目という非常にコスパの良い楽器なんです♪
発表会ではみなさんもきっと知っている曲を演奏します。
サックスにはクラシック、ジャズ、ロックなど様々な顔がありますが、その一面を楽しんでもらえたら嬉しいです。
発表会に向けて、一緒に練習がんばりましょう♪
最後までお読みくださいありがとうございました!
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