CyrusherXF590公道走行への道 ~phase 2~ | beloved sky ~七色のそら~

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購入後に不明点が多くサポート体制に不足があるためと思います。

 

 

 

 

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CyrusherXF590を保安基準に適合させる改造を行っていく。

今回はウィンカーの取り付け。

フロントウィンカは左右で250ミリ以上の間隔を持たせなくてはならないがこれが厄介だ。

基本的に自転車の形状なのでその間隔を確保できるのはハンドルバーしかない。

とは言えGlafitのGFR-01みたいなウィンカーはかっこ悪すぎるのでバーエンドに付ける。

 

そのためにハンドルバー内部に電線を通す必要があり、その準備も兼ねてこのダサいステムを交換する。

意味なく重たいステム。

折り畳み対応のためかかっこ悪すぎる。

そして必要のない上方への引き延ばし可能な構造。

こんなポジションで誰が乗る?

自分は体は大きいほうではないけど、それでも一番下のポジションで既に高いけど?。

 

外してみると一般的なクイルステムの構造だった。

このまま普通のクイルステムにしても面白くないのでアヘッド化する。

将来の幅も拡がるし。

 

まず純正のダストカバーを外す。

ここには40ミリ幅の穴が開いている。

こんな専用レンチは持っていないので作る。

アルミのアングルに穴を空けてM4ネジを通す↓。

家に転がっていた廃材だけで製作完了。

 

カバーなので締め付けは弱い。

 

カバーの下にさらにナットが止っているがこれも同じへなちょこアルミレンチで回せる。

構造を知っている方なら、「このネジは強い力で締まっているハズが無い」ことは想像できるはずだ。

外すとベアリングが出てくる。

この辺りは極々一般的な自転車のステム構造なので違和感なく作業が進む。

フォークを引っこ抜いて、コラムシャフトを延長する。

延長の仕方は簡単で、φ28.6のパイプを切って溶接でつなぐだけ。

特殊工具類は不要だ。

方法は↓で紹介しています。

https://ameblo.jp/beloved-sky/entry-12563850126.html

 

一方車体の方はヘッドパーツを圧入。

アルミフレームなので焼き嵌めした。

常温圧入するより正確に入りベアリングにも優しいです。

ステム長を長くしたフォークをヘッドパーツに通す。

グリスアップも忘れずに。

不格好だけど取り合えず延長完了だ。

コラムシャフトの上部に配線を通すφ3の穴をあける。

ハンドルバーはアマゾンで適当に安いやつを買い中央に穴を空け配線を通す。

長さを合わせてカット。

アンカーを打ち込んで完了だ。

 

そしてハンドルバーエンドにウィンカーを付ける。

そのための配線をハンドルに穴を空けて通す。

この時脱着を想定してコネクタを付けて置くといいだろう。

配線はすべてステムの中を通すので保護のためにフォークの下部はゴムキャップを施工する。

ハンドルバーエンドにウィンカーを付けたので700ミリくらいの間隔があいている。

余裕でクリアだ。

 

このあと、リアウィンカーとフロントにもう一つウィンカーを付ける。

第3編へ続く。

 

今日のワンポイント

① ドリルを持っていないのか知らないけど、ネット上ではハンドルバーにカナノコでV字に切り込みを入れて配線を通している方が見えます。

垂直に力がかかる部分にV字の切り込みを入れるなんて論外です。

やっていいのは円い穴だけです。

どうしても溝にするならせめて丸ヤスリでU字型に整えましょう。

V字溝とU字溝は強度が全然違います。雲泥の差です。

 

② チューブカッターを逆に使っている方がいます。

切った後に使う側がローラーに当たる向きで切ります。

つまりコラムをカットする場合↓はカッターの向きが逆です。