とっても良いバイクなのだが、一つだけ非常に不満な点がある。
ブレーキだ。
フロントはVでリアはローラーだがこれが絶望的に利かない。
ディスクブレーキ車を乗り継いでいる自分としてはこれは耐え難い。
フルブレーキでホイルロックするくらいの強烈な制動力が欲しくてディスクブレーキ化する。
そしてこのハブも抵抗が大きい。
ばらしてみるとプレス成型品にボールを押し込んだだけの簡素なもので見るからに安っぽい。
ブレーキ変更に合わせてこいつも変える。
選んだのはDEORE6000シリーズ。
信頼のシマノ製だ。(ちなみに標準もシマノ)
まず純正のハブを外す。
ホイルだけの重量で401gだ。
ハブは純正が172g
DEOREが241g。
69g重くなるが、それでもいい。これはやる。
ハブにスポークを組み付けていく。
ホイルに組む。
この組んだホイルのセンターを取りながら縦振れ、横振れを出していく。
まずそのための治具を製作。
市販品もあるけど、センター用と振れ用で15,000円くらいになる。
金銭的にも無駄だけど、こういうのは買ってしまったら面白くない。
自分で製作するから楽しいのだ。
予算は1,000円。
まずアルミのチャンネルを購入。
アルミパイプと全ねじは家に転がっていた。
まずは加工。
100ミリと135ミリのパイプを2本ずつ準備。
チューブカッターは寸法精度が悪いので切削で仕上げる。
長さを正確に狙って作る。
ここが超重要!
0.2ミリずれたら全然だめ。
これが難しい方は市販品を購入された方が良いです。
こんな風に組み立てる。
センターを規制しつつ振れを見ていく。
思ったよりずっと簡単だった。
ダイヤルゲージ当てた方が絶対いいです。
目測でやっている方をネット上でよく見るけど、こんなの目測なんかでやったら相当大変だと思う。
タイヤとブレーキディスクを組み付ける。
20インチの小径ホイルに160ミリのディスクはでかい!
かなり目立つ。ディスクブレーキにするには黒いスポークの方がかっこいい!
クイックリリース化もできていい感じ♪
キャリパー買わなくちゃ。
何にしよう。やっぱ油圧の方がいいよね。
先日購入したベロスター・ミニ。