ごきげんよう
立花杏衣加です
タイトル通りです
わたし
２０代後半
子宮頸がんと指摘されまして
同時に４−５センチの子宮筋腫と言われ
極度のPMSは子宮内膜症であるという風に診断されました
「切りましょう」
と言われた時
「なんでわたしが・・・」という言葉をつぶやいたのを覚えております。
看護師時代も
よく宣告の場に立ち会うこともありましたし
宣告された患者さんから話を聞くこともありましたが
「がんですよ」って言われた方の多くが
「なんでわたしが」という言葉を必ずといっていいほどおっしゃるのです
そして例外なくわたしも
「なんでわたしが」と言いました
今思えば
「そうなるような生活してたでしょ」って
原因もわかるのですが
当時は好き勝手に不摂生して
わかいから大丈夫と
体力にものを言わせて
なんとかやってきていたので
なぜそうなったかがそもそもわからないし
運が悪くてなったような気もしておりました・・・・・
いやいや
病気はなるべくしてなる
単なる「結果」です
結果には
原因とプロセス
かけた時間が反映されます
切りましょうと言われ
真っ白になったものの
当然切りたくなんてありません
生理がつらいから
子宮とったら生理楽になるよね、は
思えません
なきゃないで
違う問題がおきるのは
そこはナースですから
理解していました
手術というのは
癒着も一生つきまとうからね
当時結婚願望はゼロ
こどもを持つ気も皆無だったのですが
それでも
「子宮を切る」という提案というか宣告は
とっさに
「嫌」という感情がでました
切りたくない、その思いで
セカンドオピニオン
サードオピニオンへ行き
同じ言葉を繰り返され
フォースオピニオンまで行きますが
どこも同じ
「切りましょう」
放置してたら危ないですよ、って
どう危ないんだかちゃんと言って欲しいよね、
ま、聞いたところで当時のわたしが納得いく説明が出たかはわかりませんが・・・・
がんが発覚後は
急速なスピードで進むのは
一番よくわかる看護師です・・・・
見つからったら早く切る、はたしかにセオリーだが
わたしゃ切りたくないのよ
どうしようどうしようと
焦りました
当時わたしの平熱は３５℃いかず
水銀の体温計で測りますと
水銀がびくともしない、という有様でした
電子体温計で３４、７℃と刻むことが多く
いっても３５℃あるかないかという
致命的な冷え性末期の低体温
運動しないとね
でもする時間ないし
なにしていいかわかんないよね、が
当時数年にわたり
わたしが言い続けていた口癖
二十歳をすぎ
気づいた頃から
生理痛はひどく
というかPMSが強くて
排卵後から
頭痛腹痛
排便痛（腸でガスが動いただけで悶絶級のさしこむ痛みが起きる＝内膜症によくある症状のひとつです。）
なので生理以外でも
排卵後のPMS期には
鎮痛剤を飲まないといられないくらい
なんらかの痛みとお付き合いをしている状態でした。
生理が始まれば
生理痛がひどいし
睡眠時の出血は
こんなにでて大丈夫？ってくらい
大量出血
鎮痛剤というのは
日本ではあまり言われてないんですけど
依存性と中毒性がありまして
飲み続けていると
それがどんどん効かなくなってゆくのです・・・・
当時⚪︎キソニンはきかない
⚪︎ルタレンもきかない状態になりまして
座薬が頼みの綱でしたが
それも効果は持続しませんで
いまだに歯医者で麻酔をしても
なかなか効かず
「あなたお酒強いでしょ」とか言われますけど
お酒は好きですけど
ワインで１杯が関の山ですので
お酒は強くはありません・・・
過去に鎮痛剤飲みすぎただけですよ、と言いますが
これすら通じないのが
日本の医療のすごいとこです・・・
切りましょう、と言われた
確かにがんのグレードがまずい
確かに放置はまずい気がする・・
でも切りたくないのよ、
なにかしなくっちゃ
ということで
鍼灸
カイロ
気功
アロマ
リフレクソロジーなどを
いろいろ試み
通います
通うけれど
病院と一緒
通わせて
なにも変わらない・・・・・
来週はいつ来てね、と言われ、
確かに
施術してもらい
とりあえずその時
楽になるけど
一向に体調は変わらないし
体温があがるわけでもない
これで病院に再検査に行ったら
どうせまた切れって言われてしまう
でもこのままでは確かにまずい
でも誰も助けてくれない
誰もどうしたらいいかを教えてくれない
このままではがんが広がるのを待つばかり
どうしたらいいんだ・・・・・
と、途方にくれつつ
やはり体温が３４℃代ておかしいよね・・・と
からだをあたためることを始めます
The温活スタートです
続く