ここは、JR京都駅から少し南にある歩道橋。
真ん中に東寺の五重塔が見えますね
その反対側、
ここには元々Panasonicの建物がありましたが、
取り壊されて、この状態です。
しかし、暫くの間、
次の工事がなかなか始まらず、土地は囲われたまま。
隙間から覗いてみると、
何やら掘られた後の様なものはある
これは、もしや!
張り紙を見てみると、
何か歴史的なものが出てきたらしく、
発掘作業が執り行われていたみたいです
この発掘された埋蔵文化財についての説明会が
近隣の人たち限定で行われる予定でしたが、
私たちは仕事のため参加できませんでした
まあ私は近隣ではないんですが(笑)
しかーし!
独自のコネクションを持つ私たちは、
事前に単独で中に入れてもらい、
解説をしてもらいました
この一段下がった溝は、
かつて豊臣秀吉が命じて造らせた御土居、
その横に作られた堀の跡なのです
そしてこの歴史的な場所に
仁王立ちさせてもらいました
あ!感動し過ぎて写真撮ってないなり
以前、京都の御土居巡りをした記事を
この癒し喫茶エコーでアップしましたが、
御土居は、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が、
長い戦乱で荒れ果てた京都の都市改造の一環として
外敵の襲来に備える防塁と、
鴨川の氾濫から市街を守る堤防として、
天正19年(1591年)に多くの経費と
労力を費やして築いた土塁です
よくドラマなどに武将として出てくる秀吉ですが、
秀吉のこの政治家としての功績もとり上げ、
評価してもらいたいと思うのですよ私は
お金や食器類、木製品なども発掘されています。
文楽の人形らしき木製品や将棋の駒ですね
過去を物語る遺跡や埋蔵物、
そこには歴史があり魅力があります
では、又