4/21に"Tokyo New Wave"の出版記念イベントで行われたTAKAZAWA × 炭火焼肉なかはらのイベントの続きです。





6品目は黒トリュフソースのユッケ。
左側の1枚の肉に見える,実は横に細く切り込みが入って麺状になっています。
ソースはイタリアの黒トリュフをベジタブル・ゼラチンで固めたもの。
箸を入れると卵黄の用に中身がドロッと出てきます。
と同時に,もの凄いトリュフの香り。
また松の実がなんとも言えない芳ばしい香りをプラスします。



こちらはレバー,ハツ,マルチョウ,センマイ,ヒレをパテにしたもの。
隣には日本古来の緑の和辛子,現在一般的に使われている黄色の和辛子,醤油をパウダー状にしたものがグラデーションになってまるでアートの様。
このパウダーをパテで拭いながらいただきます。
パウダーの付け方によって味に違いが。
赤ワインが非常に合います。
あぁ,バゲットが欲しい。

お次はコムタンスープ。
写真からだと普段のコムタンスープにお肉を入れただけに見えますね。
ところがどっこい。

まず強く塩味の効いたサーロインが入った器に藁の煙を入れ,ラップで閉じます。
ラップを開けるとサーロインには薫香が付き,まるでベーコンのように。
そこに濃厚なコムタンスープが注がれ,チャウダー状に。
いわばベーコンとチャウダーの再構築。
次に配られたのは何やら歯磨き粉のようなもの。
お料理は以上です。
ものすごく濃密な時間を過ごさせていただきました。
なかはらでの普段のお料理を知っているだけに,そこに高澤シェフによって新たな味・風味と温度や香り,時間といった次元を掛け合わされて別のお料理として完成されていく様には感服しました。
私がお邪魔した回はなかはらのお客さんが多かったようですが,皆さん帰りにタカザワのお店を予約して帰られていました。
お2人の天才の本気を見せてもらった感じがします。
ジャンルを問わず,能力のある人が見せる本気は気持ちいいものですね。




