三光鳥(月日星の3つの光)
三光鳥(サンコウチョウ 学名:Terpsiphone atrocaudata)は、スズメ目カササギヒタキ科に分類される鳥で、夏になると日本に渡来します。
囀(さえず)りが、ツキ(月)ヒ(日)ホシ(星)ホイホイと聞くことができるらしい。
静岡県の鳥に指定されている。
地鳴きは地味な「ギィギィ」という音ですが、一方で囀声は「ツキヒーホシ、ホイホイホイ」と聞こえ、これが「三光鳥」の名前の由来となっているそうです。
同名の別の鳥としてイカルもいます。
イカル(鵤、桑鳲、学名:Eophona personata)は、スズメ目アトリ科です。
各地には様々な「聞きなし」が伝わっています。
各地に「比志利古木利(ひしりこきり)」などの様々な聞きなしが伝わっていて、その囀声が「月・日・星(つきひほし)」と聞こえることから、「三光鳥」とも呼ばれています。
また、別の地域では、「蓑笠着い」と聞きなす習慣もあります。
これは、この鳥が繁殖期に梅雨と重なるため、その鳴き声を聞いたら雨具である蓑と笠を用意した方がよいとされています。
イカル、三光鳥の鳴き声を聞いてみたくなりました。