レビュー・・・当院でのお肌の状態の診断に欠かせない肌画像診断装置の名前です。
現在の機種はレビュー2という第2世代のモデルで、5年前の第1世代の時から愛用しています。
こんな感じで正面と斜め45度の3方向を撮影します。
撮った画像は通常の写真の他に、白黒のUV撮影でメラニン色素の状態がわかり、赤い偏光フィルターの写真で血管拡張や炎症の程度が一目瞭然です。
これは肝斑の方。目の下に帯状のくすみ(肝斑)が見られますが、かなり強い炎症を起こしていることがわかります。
レーザートーニングをすると肝斑が薄くなり、炎症も引いているのがわかります。
次はシミ(老人性色素斑)の方です。
Qスイッチレーザーをあててシミは取れました。
UV像で見るとメラニン色素は綺麗に抜けているのがわかります。
しかし、偏光像で見ると赤みが強く、炎症を起こしているのがわかります。
この後、炎症後色素沈着(PIH)を起こすかもしれません。
美容皮膚科医として肌をよく見ることが一番基本と思います。
レビュー・・・言葉の本来の意味どおり、もう一度よく見るということですね。
前回のブログをレビューするとJRと山陽電車の並走写真ゲットならずでした。
というわけで今回は場所を変えてトライしてみました。
ここはJR新快速と普通電車と山陽電車の3路線が同じ高さにあるので、しばらく粘ってみましたが、結果はワンショットに収めることかなわずでした。
また課題持ち越しです。










