前に、
学校で講演をさせていただいた際、
校長先生が、講演前に生徒さんにおっしゃった言葉に、とても感じるものがありました。
『長尾先生が気持ち良くお話しできるように、聴こうとうする態度が大事ですよ。
いつも言っていますが、
人は、技術や能力は一見しただけでは分かりません。
しかし、その人が醸しだす雰囲気や、一つ一つの所作や態度から読み取れる人となりは
一見して分かるのです。そういうところに人としての品や、格が表れるのです。』
私、ものすごく恐縮でした。
なぜなら、
私自身が、
聴き上手の真髄を全然分かっていなかったことに、その言葉に気づかされてしまったので。
講演を聴きにいったり、講座を受けたりするのは勉強になるし、新しい世界を知れるので、
よく行かせてもらうのですが、
聴く方の立場に立った時、
自分はいつも、
お客様気分でした。
聴く側の気使いなど意識したことなかったような。。。。
考えてみれば、
セミナーや講演中、
うなづいて聴いてくれる人がいたり、
『ほーーー』とか『へーーー』とか、声に出してくれた瞬間。
私、ものすごく嬉しくて、
お話にも勢いが増します。
でも、人さまの話を1:1ではなく、
聴衆の一人として聴くとき、
自分はそういうリアクション、ちゃんとしていたかな。
意識したことはありませんでした。
技術や能力が一流でも、
言葉や態度が一流でなければ、
本当の一流ではない。
本当の一流は、
人の話を聴き、
人に思いやりある態度ができ、
自分の技術や能力で、心から人の役に立てる人。
こういうことをちゃんと言葉で教えられている
校長先生はすごい方だなと思いました。
実際、生徒さん達は、
他の高校生さんにはないくらい、お行儀がよくて、
(いつも私がお話しさせていただく学校の生徒さんは良い方ばかりなのですが、さらに)
しかも、身だしなみも良くて、
そして、聴く姿勢は、先生が見ているから、という作り行儀ではなくて、
興味を持って聴いてくれているのが前にいてわかるような姿勢で、
話を聞いてくれました。
そのときは、私こそが、
聴き上手の真髄を教えていただいた気がしました。
1:100の100側にいても、
1側の演者の人が気持ち良く話せるように心を配る。
なかなかできていませんが、
こうしてブログでアウトプットして、
心に銘じようと思います。
