時計好きの方なら一度は憧れるのが「ダブルネーム」ではないでしょうか。
時計界でいうダブルネームとは、ひとつのモデルに2社のブランド名が記載されている製品を指します。
本日は『ロレックス』と『ドミノピザ』のユニークなダブルネームをご紹介します!
ロレックスチャレンジ
「ドミノピザ」は現在、世界で20,000店舗、国内では900店舗以上を展開しています。
そんな日本でも店舗数ナンバーワンなドミノピザで実施されている『ロレックスチャレンジ』というのはご存知でしょうか。
ロレックスチャレンジとは:4週連続で決められた売り上げを達成した管理者に対してロレックスが贈られるというドミノピザ社員の待遇のひとつ。
働きたくなってしまうほど魅力的に聞こえますが、ロレックスが贈られるくらいなのですから、ハードルはかなり高いのではないかと思われます。ロレックスを手に入れている方は本当に素晴らしい社員ですよね!
このダブルネームはかなり希少なのです!!
でも、「ロレックスチャレンジ」はかなり夢があり社員にとっての目標にもなると思います。
___なぜ、このような待遇ができたのか。
始まりは創設者であるトーマス・スティーブ・モナハンがドミノピザのロゴが入った時計を身につけていたこと。
それを見た当時の社員が「どうすればそれを手に入れられるか」と聞かれると、彼は「1週間で20,000ドルを売り上げたら」と答えたそうです。
そして、その社員は本当に成し遂げてしましました。
それ以降、業績優秀者にはドミノピザのロゴが刻印された「ロレックス」が贈られることになりました。
この出来事が『ロレックスチャレンジ』として会社に定着したのです。
「エアキング」
ドミノピザが贈るロレックスの時計では歴史の古い「エアキング」が採用されることが多かったそうです。
エアキングは、ロレックスの中で最も古いペットネームを持つモデルで、英国のパイロットたちが好んで使用していたことから1940年代に誕生しました。
ペットネームとは商品の愛称のようなもので、サブマリーナやデイトナもそれにあたります。
誕生当初はオイスターパーペチュアルのモデルでしたが、「エアキング」としてのアイデンティティを確立していったのです。
こちらの写真は1990年代に発売された「エアキング 14000」
この年からエアキングは大幅にモデルチェンジを果たし、ケースサイズのサイズアップや風防がプラスチックからサファイヤクリスタルになるなどの変更がありました。
キャリバーも3000番台に入り、パワリザーブ48時間を誇る実用性を更に高めたモデルへと進化しました。
「Air King」のロゴがワンポイントとなったシンプルなデザインで、オン・オフ関係なく活躍してくれそうですね!
特別が味わえるポイント
比較的シンプルなデザインが多いエアキングですが、ダブルネームにはひと味違う魅力があります。
同じエアキング(Ref.14000)でも6時位置にドミノピザのロゴが刻印されています。
これだけで特別感が全然ちがいますよね!
ロレックスチャレンジで優秀な社員に贈られる時計だけあって、満足感もあると思います。
この時計を身につけているだけで時計好きの方からは羨ましがられるのではないでしょうか。
もちろん、コレクションとしてもおすすめです。
写真のエアキングはロゴが45度に刻印されていますが、他にも90度になっているバージョンや、新しいモデルはオイスターパーペチュアルに変更され、ステンレスブレスの6時位置にロゴが付けられていたり、裏蓋にロゴが入っていたりするんです!!!
同じダブルネームでも時代と共にデザインが変化しているのも面白いですね!!
ダブルネーム
大人気ブランド『ロレックス』の中でもダブルネームのモデルは大変希少です。
今回は「ロレックス」と「ドミノピザ」のダブルネーム時計を紹介しましたが、ロレックスは他にも違うブランドのダブルネームが存在します。
有名なところだと、「ティファニー」や「カルティエ」があり、他には「コカコーラ」とのダブルネームモデルなども!!
時計好きの方はきっと集めたくなるはず。
たまにはいつもとちがうユニークな時計を着けて出かけるのもありかもしれません。
希少な時計を集めている方にもおすすめですよ!
あなたの素敵なコレクションになってくれるでしょう。
それでは、また次回の記事をお楽しみに!