板橋区を中心にママと赤ちゃんのためのお教室を開催している、
『ちひろの部屋
』代表・セラピストの村山ちひろです。
我が家の末っ子、長男クン、まもなく2歳3ヶ月。
言葉によるコミュニケーションがだいぶ上手になってきて、
毎日のように新しい表現をしたりして驚かされます。
生後すぐからファーストサインによるサイン育児を行ってきまして、
言葉の理解は早いほうだと思っています。
ファーストサインは言葉の音による理解に加え、
例えば動物なら動物の特徴を捉えた動き
(ゾウなら長い鼻、ネコはヒゲ、タヌキはおなかなど)を
加えることで、『言葉の概念』の理解が早まります。
言葉によるコミュニケーションがスムーズになってきながらも
かつ舌良く話すわけではないので、
サインのお手てによるお話をしてくれることで
こちらも彼の言っていることがわかりやすかったりします。
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お姉ちゃん達の飼っていた虫が死にました。
お姉ちゃん達のまねをして
「ムシ、シンジャッタ」と言っていましたが、
ふと、虫かごの中を見つめて
「コレ、動かないよ」と言ったのです。
あ!
彼の中では『死んじゃった』の言葉の概念が確立していないんだなぁ、と思いました。
死ぬって寝ているとは違う、
動かないだけでもない、
『死ぬ』の言葉の概念をサインの動きのみで伝えるのは無理だなぁ。
目で見てわかるモノや動物、人物、
簡単な気持ち(嬉しい・泣く)や状態(暑い・もっと)を
サインで伝えることはできるけれど、
これからは簡単な言葉だけではないコミュニケーションも増えてくるでしょう。
サイン卒業ではないけれど、
サインの限界を感じたヒトコマでした。