送りバントをする管理職
ここ最近、民間企業から省庁関係までお客様先での打合せにて
人事の方が共通して口にする内容、その共通点を私なりに解釈すると
送りバントをする管理職が多い
ということです。
つまり、バッターボックスに立っても
見送り三振するほど無関心ではないけれども、
あえて自分は勝負をせずに次のバッターに任せ
責任を回避する傾向にある。
大胆に勝負をしないというのです。
確かに、送りバントは次のチャンスを最大限に実現化するための
戦略上の施策ではあります。
しかし、その未来図を十分に描けていないままに
リスク回避だけを知らずのうちに優先し、直球勝負をする機会さえも創りださぬことは
非常に危険でもあります。
昔、某プロ野球の投手が、あえてホームランバッターにはフォークやスライダーで攻めずに
必ずストレートだけで挑むという話を聞いたことがあります。
その理由は、「強いライバル選手だからこそ、直球で勝負したいから」。
部下の仕事運命は、上司の生き様で決まります。
経済が不安定になると、やれ経費を削減せよ、やれ我慢せよと
どこか安全圏でばかり思考するように強いられますが
こういうときだからこそ、毎度送りバントはせずに
ときには真っ向に勝負できる大胆さも必要です。
「やって見せ言って聞かせてさせてみせ誉めてやらねば人は動かず」
部下に支持される管理職の原点です。