クリスマスシーズンのミラノ | ★小さな旅のブログ★

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~ Life is a journey ~

 

ニース空港T2前のバスターミナルから出ているヨーロッパ格安長距離バスFlix Busを利用して、ミラノまで1泊2日の小旅行へ。

バスは20分遅れでやって来て、定刻より50分も遅れて出発したせいで、ミラノにも約1時間遅れて到着。

 

15時にホテルにチェックイン後、徒歩でスフォルツェスコ城に行ってみました。

 

 

 

 

 

 

城内への入場は無料。

 

 

 

 

 

 

今回の目的は、城内のスフォルツェスコ博物館に展示されているミケランジェロの遺作、『ロンダニー二のピエタ像』を見ること。

 

 

 

 

 

 

博物館の入館料は5ユーロ。

チケット売り場は美術館とは別の建物の中にあったため、再び外に出て買いに行かねばなりませんでした。

 

フィレンツェのアカデミア美術館収蔵の『ダビデ像』や、バチカン市国のシスティーナ礼拝堂の『最後の審判』を間近に見た時のような強い感動を受けなかったのは、こちらのピエタ像が、ミケランジェロの全盛期の勢いある作品とは対照的な、未完の遺作であったからかもしれません。

 

・・・未完の作品の公開を、彼自身はどう思っているのだろう?

 

 

 

 

 

 

その後は、ドゥオモの屋上に上がるエレベーターのチケット販売締め切り時間に間に合いそうだったので、地下鉄を乗り継いで急行。

 

 

 

 

 

 

ミラノにはこれまで、アルプス観光のベルニナ急行に乗るための始発駅としてや、コモ湖観光の拠点として、などなど、幾度となく訪れながら、ミラノ観光の目玉ともいえるこのドゥオモの屋上にだけは一度も、タイミングが合わなくて登れなかったのでした。

中には、ミラノ中央駅まで行って、突然の地下鉄のストライキとそれによるタクシー乗り場の大行列のせいで、ドゥオモにさえ到達できなかったことも。

 

苦節17年、今回初めて、ドゥオモの屋上行きエレベーターのチケット購入に成功!

いつの間にか値上がりして1人13ユーロもするけど、上れるならよしとしよう。

 

 

 

 

 

 

ミラノのドゥオモにはもう、ご縁がないのかと思っていたよ。

屋上は想像以上に広く、寒さで急激に冷えた脚の筋肉が攣ったりして大変だったけど、上ってみる価値は充分過ぎるほどありました。

 

 

 

 

 

 

 

以前は無料だったドゥオモ内部も、見学料3ユーロを支払わなければ入れなくなったのね。エレベーターのチケットと一緒に購入。

こちらも入場締め切りの午後6時に間に合い、ゆっくり見学することができました。

 

 

 

 

 

 

 

ドゥオモ堪能後は隣接するガッレリアを抜けてミラノスカラ座方向へ。

モールの中央に飾られた、スワロフスキーのクリスタルオーナメントがいっぱい吊り下げられたクリスマスツリーが圧巻!

 

 

 

 

 

 

 

次回は是非、スカラ座でオペラも鑑賞してみたい!

 

チケットは相当、早い時期に計画購入しなければならないとみえ、直前になると高いのに良くない席しか残っていなかったので、今回は見送りました。

冬のミラノは想像以上に底冷えが厳しかったから、クリスマスシーズンではなく、暖かいシーズンに再訪したいなぁ。。

 

 

 

 

 

 

 

ブレラ通りの先にある、ネットで目星を付けておいたお洒落なアペリティーボのできるカクテルバーに向かいます。

 

 

 

 

 

 

迷わずに到着。ミラノの街って意外に小さく纏まっていてわかりやすい。

 

 

 

 

 

メニューによると、アペリティーボの時間は夜7時から9時まで。

席について時刻を確認したら、ちょうと7時。グッドタイミング♪

 

 

 

 

 

イタリアで大人気の、オレンジ色のアペロール&プロセッコのスプリッツと、ベリーと甘いフルーツリキュール&プロセッコのスプリッツをオーダー。

カクテル各8ユーロに、ハムやサラミのサンドイッチとカナッペ、生ハムを巻いたグリッシー二、オリーブなどのおつまみが付いてきました。

このお店のアペリティーボは食べ放題ではなく、上品な感じで夕食の代用とはいきませんが、とても美味しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

アルコールで身体もぽかぽか温まったところで、一旦、ホテルに戻り、フロントで近場の美味しいレストランを紹介してもらって、ミラノでは夜9時始まりが一般的らしい遅いディナーに出掛けるとします。